皆さんこんにちは!
西安勇夫君のLUCEAWAY(ルーシーアウェイ)がいよいよ11月15日に発売されます。
以下のネットショップでは只今予約受付中で11月15日発売です。
amazon、Rakutenブックス、HMV&BOOKS、東京図書出版、dショッピング、Honya Club
近隣の書店では11月19日頃発売です。
◎丹波篠山市
TSUTAYA篠山店
小山書店
◎丹波市
喜久屋書店柏原店(コープエコー内)
未来屋書店(ゆめたうん1F)
◎福知山市
TSUTAYA AVIX(株)キタムラ福知山店
株式会社福島文進堂福知山駅南町店
どんな想いでこの本を
書いたのかプロローグをご紹介します。
この小説は、今から48年前の昭和51(1976)年10月から2年余りの物語である。
作者は当時二十三歳で、働きながら実際にロックンロールバンドを組んで活動をしていた。
そのバンド時代の写真を挿絵(さしえ)代わりに使った。勿論撮影者と写っているメンバーには掲載を伝えて快諾を得た。
写真の枚数が多くて写真集のようになってしまったが、拙い作者の文章より、報道写真家竹安惠一氏の天才的なカメラアングルから
“ルーシーのロックンロールスピリット”を感じとって欲しい。
この写真を観ながら、当時のコンサートのライブテープを聴きながら、記憶をたぐり寄せて物語を書いた。どうして書く気になったのかというと、昨年メンバーの一人が急逝したのである。
もっと話をしておけば、もっと恩を返しておけばよかったと後悔頻りだ。心から冥福(めいふく)を祈りたい。
鬼籍に入った友と過ごした「ほろ苦くてキラキラとしたとき」の記録を残そうと思って書いた。
友はリードギターだった。高校時代は吹奏クラブで、レコードを聴きながら素早く楽譜が書けた。卒業してから楽器の営業マンもやっていた。
ろくに楽譜も読めない不良たちがキャロルのコピーをしたのだから、友がいないと出来なかったと思う。筋が通らないことが大嫌いな人だったので、作者は友をとても尊敬していた。
「尖った反骨精神」はあのときと何もかわっていない。古希を過ぎてもおれたちは永遠にロックンローラーなのだから。
「自分に正直に生きた熱く短い時代の物語」をごゆっくりお楽しみ下さい。
2024年 秋
西安勇夫