皆さんこんにちは!
あっという間に11月が過ぎてしまいましたね。
今回高圧引き込みを移設した案件の紹介です。
この施設は停電して行う年次点検は必ず2時間以内に終了して下さいと言われていました。
設置後20年以上経過しておりPASと高圧ケーブルの更新を依頼していた所許可が下りました。
しかしながら構内第1柱からキュービクルまでは建物の中を配管で100m近い距離があり更新は大変です。
とても2時間では出来ません。
そこでまず一案は仮設で高圧ケーブルを引っ張って受電し、その間に本管の高圧ケーブルを更新する事を検討しました。しかし工事費用がかなり掛かってしまいます。
ウームどうしよう。
第2案は屋上に鉄骨でフレームを組んで別の関電柱から受電出来ないか検討しましたが引き込み工事は難しいと言われ
ウームどうしよう。
何回も関電さんときんでんさんと工事業者と私で現場で相談をした結果、屋上の側壁であればいけるのではとなり、その方法で実施することになりました。
この写真の通りです。3階の屋上側壁ですので高いです。
関電柱のASよりもPASの方が高いですが
このようになっています。
そして元の構内第一柱の引き込みは外しました。
ここまで来るのに打合せ等で一年近く掛かりましたがほんとに良かったです。
高圧ケーブルの距離は100mから12mになりPASは方向性からVT内蔵の無方向に変更です。
そして切り替えの工事と年次点検を同時にしましたが停電時間は1時間30分で完了。
施主様よりお礼の言葉をいただきました。
関係各位、特にK電興のSさん長い間付き合って頂いてありがとうございました。
ではまた