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オルビス

局からの案内を肝に銘じて

2020年4月13日 11:29
皆さんこんにちは!

電力安全課メルマガ 2020年3月号にこの内容が載っていました。

内容を確認した所、なんとも電気管理技術者らしからぬ事故です。
PASが作動して電源が切れた後1000Vメガーで絶縁抵抗値を測定して10MΩ程度で良しと判断して入れた・・・。
SOGに電源が供給できず電源喪失状態で投入、波及事故・・・・。

突然の停電で現場は早く復旧して欲しいなかで落ち着いて対応するのはなかなか大変ですが事故を起こしては元も子もありません。



pas強制投入



最低限、ハイボルトテスターで絶縁抵抗を測ることが大事ですね。
でも年次点検で雨天時、日程の関係で仕方なくやる場合なんかはハイボルトテスターで測ると限りなく0MΩに近い状態になりますが前年の測定値や高圧機器の状況などを参考にして投入する時もありますが。
お勧めはできませんが絶縁抵抗値がそんなに悪くない場合でPASが何回も作動して開放する時は自己責任でSOGに発電機等で電源を入れてVCB、LBSなどを順次入れていく方法もありますが大変危険ですし電力会社の保護協調のからみでお勧めしませんがVT内蔵のPASと同じ状況になります。

SOGの電源はまだまだ変圧器の2次側から取っているところが多いですから気を付けないとです。
最近のPASはVT内蔵を推奨してますから安心ですが。

初心に帰って思い込みはしないように確認が大事と肝に銘じました。