あけましておめでとうございます、よめです。
2017年を迎えあっという間に七草がゆの日となりました。今年はよく呑みよく食べたので体が少し疲れてしまいましたが、もう通常に戻っています。
新年最初の収穫は天気も良くなかなか清々しくて、この1年もしっかり野菜をお届けできるよう気が引き締まりました。
屋号のとおりぼちぼちと精進してまいりますので、よろしくお願いいたします。
写真のお飾りは、友人のお米の藁で作ったもの。南天もだいだい(すだちですが…)も庭にあるし、手に届くもので作れるのは嬉しいです。
まだまだの出来ですが、少しずつ挑戦していきたいと思っています。
そうそう、年末にだんなさんがSNSにあげていたものをここにも載せておきます。
『今年もあと10日程。丹波に来てもうすぐ6年。資金も殆ど無く真冬に丹波で農業を始めて野菜が採れるまでは無収入でちょっとの蓄えと野草を食べたり野菜頂いたりして凌いでました(笑)
ちょっとずつお客さんも付いてくれて野菜の定期便も増えました。毎年獣害や天候不良で野菜が少ない時期があるけど今のところ定期便は休まず出来てます。
丹波に来る時に決めたのは絶対にバイトはやらない。畑だけで食べていく!6年間、沢山の人に助けてもらってなんとか畑だけでやっていけてます。本当に感謝です。
ほんまに今年も続けられて良かった~(笑)来年もぼちぼちやります。』
ほんの数行の文章ですが、死に物狂いのふんばりを思い出す、しみじみくる言葉たちでした。
畑で食べられなきゃ飢えて死ぬんだという事をしっかり頭に叩き込んで野菜を育てていました。
大げさなようですが、これで生活すると決めた以上、それで収入を得られなければ水道代だって電気代だってガソリン代だって払えない。種も買えない。
金カネで農業をやっているわけでは当然ありませんが、お金はないと困りますもの。
農業を続けたかったら、きちんとする。しっかりと野菜を育てて、しっかりと食べてくださる人にお届けする。
信頼して食べてくださる人たち、見守ってくださる人たちのおかげで今年もぼちぼちやれそうです。
ありがとうございます!
正月早々猫たちがヘッドロックで仲良しです。