尼崎から5人家族のお客さんが来てくれました。
まず畑を案内して葉っぱを見て何の野菜かを当てる野菜当てクイズをしました。
これがなかなか当たらず、答えをいうとびっくりしていました。
私もそうでしたが、都会にいるとスーパーでしか野菜を見たことが無いので、生姜やごぼう、人参、大根といった根菜類の葉っぱは切り落とされているので葉っぱを見るだけではわかりません。
そして年中同じ野菜が並んでいることが多いので何時が旬かもわかりませんが、畑に来るとそれがわかります。
うちの7歳の娘もこっちに引っ越してからそれがわかってきたらしく、給食で冬にキュウリが出てきて「なんでなの?キュウリは体を冷やすんでしょ?」と聞いてきました。
旬を知るということはすごく大事なことだと思います。
今回は畑だけでなく、稲刈りも体験してもらいました。
去年は研修先でちょこっとだけお米を作らせてもらいましたが、本格的に自分でやるのは今年が始めてです。
無農薬・無肥料でイセヒカリという品種を2反5畝ほど栽培しています。
イセヒカリって言う品種ですが、とても神秘的な話があります。
平成元年に伊勢地方を台風が襲い、伊勢神宮の御神田のコシヒカリの稲は全て倒されてしまいました。そんな中、たった2株だけ直立する稲があったのです。その神様の田で突如誕生した新品種は「イセヒカリ」と名づけられたのでした。太陽の神様天照大神を祀る伊勢神宮で誕生したお米なので、乾燥もできるだけ天日干しにしたいなあと思い、はざかけしています。鎌で刈ってもらい、藁で結んで、稲木にかけてもらいました。この時期にしかできない記念撮影もして喜んでもらえたようです。
午後からは、ラーメン屋の修業時代から応援してくれているお客さんがご家族を連れていきてくれました。修業してたのが2002年~2004年だったので10年になります。本当に有難い話です。