どーも!
マーティンスコセッシ監督の『沈黙サイレンス』を観て、
塚本晋也さんの熱演に感動したチーズ王子です。
今回は好きな映画です。
ソラニン!!
2010年に公開された青春恋愛映画。
浅野いにおさんの漫画原作で、
アジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)が漫画に出てきた
詩をもとに、作曲したことでも当時話題になりました。
予告見つけたので、見てくださいまし。
とにかくこれ、超×10000大好きな映画です。
公開当時、話には聞いていましたが、
”映画”というものには全くと言っていいほどに興味がなく、
完全にスルーしていました。
2年前くらいでしょうか、丹波に帰ってきたころ、
大好きな宮崎あおいを観て目の保養をするために、
TSUTAYAでなんとなく借りてきたのでした。
観てみると・・・
感動感動!!!一人で大号泣してしまいました。
あまりに面白かったので、
その日から3日連続で観て、すべての場面の意味や
登場人物たちの心情を読み取ろうとしていました。
正直、『映画が面白い』と思うようになったのは、
このソラニンがきっかけといっても過言ではないです。
まず素晴らしいのは役者!
本当にドラムをたたいている桐谷健太、
この二人がバンドにとてつもない説得力をもたらしています。
加えて今売れっ子の永山絢斗、井浦新、美保純らが脇を固めます。
次に話の深さ。
これは原作マンガがすごいということでしょう。
まさに私たち20代のモラトリアムな感情を爆発させる瞬間であり、
すーーげーーーわかるぅぅぅぅぅぅぅ!!!
ソラニンという映画のタイトルになっている部分も、
ジャガイモの「芽」にある毒素のことで、
《このままではダメになってしまう》
という、大人になろうとしてなかなかなれない、
種田自身のメタファー(隠喩)になっています。
農家としても、好きだなーと思った表現です。
最後に何と言っても音楽!
アジカン作曲なのはもちろん、
原作の詩をそのまんま使うという作曲センス抜群の一曲。
ネタバレになりますが、
最後の芽衣子(宮崎あおい)のライブシーンは
何度見ても本当に鳥肌がたちます。
決して上手いとは言えなくても、
芽衣子の声とバンドの音がこれほどまでに胸を打つとは…。
ぜひ映画を見て、感じていただきたい!
あと、映画のエンディングはアジカンの「ムスタング」という曲で、
これはアジカン後藤さんが漫画ソラニンを読んで作った曲なんだそうです。
またこの曲もいい歌詞なんだよなぁ…。
ソラニンのヘビロテがマジで止まらなくなるので、
それだけは気を付けてください。
3回連続観たって書きましたけど、
やっぱり何度も見るとそれだけ発見もあって、
いろんな伏線を理解できるので、さらにラストが泣けます。。。
この世界の片隅に、もまたスクリーンで見に行きたいな~
ほなまた~。