こんばんは、よめです。
畑の端境期宣言をしてから1週間が経ちました。
毎年、なぜか宣言直後から味見セットや定期便などのご注文が続いて入ったりします。
すごく嬉しいと同時にすごく申し訳ない気持ちに…。そして端境期が明けるまでお待ちいただけるのかというヒヤヒヤで落ち着かなくなります。
が、ご注文を考えていてこの記事を読んでしまった人がいらしても、ためらわずにご注文くださいね。このヒヤヒヤもまた醍醐味なのです。
今日の丹波はとても暖かかったんですが、この陽気で野菜たちが春と勘違いして花を咲かせる準備をより早めそうです。騙されないで、分かって!まだ寒波くるよ!と言いたい所ですが仕方ありません。
仙人か僧侶のような気持ちでただ見つめるのみです。
そら豆。
なかなか「今年はうまく育ったー!」と言えません。それでも最初の頃よりはずいぶんと採れるようになりました。
えんどう豆。
先端の蔓が網に捕まっているのが見えるでしょうか。自分で上へ捕まれる部分を探して伸びて行きます。
野菜の中でも特に「生き物っぽい」と思ってしまうこの蔓たち。
真冬からずっとこうして露地で春を待つ野菜たちや、育苗箱に蒔かれて発芽を待つ野菜たち。
暖かくなるとこれらが一斉に成長を始めます。
お届けできる日が待ち遠しいです。
春の訪れを告げるもの、菜の花です。これは白菜の菜の花。
うちの野菜の菜の花の中でも特に人気がこれ。太さがあるので食べ応えがあり、何より甘くておいしい。人間だけでなく鳥や他の生き物にも人気です。毎年書いてしまいますが、鳥たちは白菜の菜の花は食べるのに大根のは無視されがちです。甘さの違いが分かりますね。
どの菜の花も元の野菜の味がしっかりとして、食べ比べるのも楽しみです。
プンタレッラのサラダ。アンチョビとチーズのローマ風です。
プンタレッラはイタリア野菜の女王と呼ばれているそう。チコリーの仲間で、株の中心に伸びるアスパラガスのような部分を主に食べます。その部分はほろ苦く、周りの葉は苦!です。このほろ苦と食感の良さでいつまでも食べれてしまいます。
プンタレッラのサラダはお酒にも良く合いました。