ぼんやりとしていたら、
ちょっと考え込んでしまいました。
人が、食べ物に求める価値って、何でしょうか?
味、鮮度、安全、安さ、安定、量、見た目の美しさ、
生産者の頑張り、歴史的背景・・・
色々あると思います。
特に最近、農業の世界では(他の産業も?)、
「付加価値」ということがよく言われています。
ただの『キャベツ』ではなく、
『朝どりキャベツ』とか、『無農薬のキャベツ』とか
ものに新たな価値を加えることで、
他のものより競争優位に立つことができます。
この価値をなるべくたくさん持っているほうが、
「よりいいものだ」と評価されるのでしょう。
でもなんか、これって面白くないと思います。
私は、「うまい!!」という感覚を
大事にしたいと思っています。
食べた瞬間の香りと味と食感、そして後味。
そこでお客さんに感動を与えられる、
「うまい!!」と思ってもらえるものをつくりたいです。
まだまだ基礎勉強からですが。