11月25日午後２時から、 たんば田園交響ホール （篠山市北新町） で。 第１部は、 常任指揮者の井塚篤司さんの指揮でヴィヴァルディの 「シンフォニア　ハ長調ＲＶ１１２」、 モーツァルトの 「交響曲第39番変ホ長調Ｋ５４３」 を演奏。 第２部は 「歌劇 『アイーダ』 より大行進曲」 など８曲を演奏する。 篠山、 丹波両市の演奏家を中心に56人で構成する楽団。 入場料は前売り８００円、 当日１０００円。 高校生以下は無料 （要整理券）。 同ホールなどで販売。 　西尾昭代表 （０９０・５６４０・２９３５）。  

　11月24日午後２時からライフピアいちじまで、秋のクラシックコンサートが開かれる。 管弦楽のアンサンブル・神戸が出演。 ベートーヴェンのコリオラン序曲作品62、 ピアノ協奏曲第１番ハ長調作品15、 交響曲第１番ハ長調作品21を演奏する。 前売り入場料一般１０００円、 高校生以下５００円。 当日２００円増。 未就学児入場不可。 全席自由。 　予約は春日文化ホール （０７９５・７４・１０５０）。  

　日本維新の会は11月19日、 兵庫５区に元三田市議の三木圭恵 （けえ） 氏 （46） を擁立すると発表した。 丹波新聞の取材に三木氏は 「教育を立て直したい。 正しい歴史観に基づいた教育をし、 子どもたちが日本の国に誇りを持てるようにしたい」 と話している。 　三木氏は西宮市の出身。 関西大学卒。 商社勤務を経て２００４年、 三田市議に初当選した。 ２期目途中の10年、 市議を辞職。 参院選で、 たちあがれ日本の比例区公認で立候補した。 　兵庫５区では、 民主前職の梶原康弘氏 （56）、 自民前職の谷公一氏 （60）、 共産新人の平山和志氏 （58） が立候補を予定しており、 三木氏の出馬について、 梶原氏は 「兵庫５区から日本維新の会の候補者が出馬すると思っていた。 しっかりと論戦していきたい」、 谷氏は 「維新の会が全選挙区で出馬するという見通しを持っていたので、 特に変わった選挙戦を行うつもりはない」 と受け止めている。 　また、 平山氏は 「たちあがれ日本だった三木氏を出馬させることは、 維新の会の化けの皮が剥がれたようなもの。 女性候補を立てるのも正体を見えにくくし、 選挙民を惑わす策だ」 と話している。 ◆「民主党から出馬」梶原康弘氏 　衆議院が解散した16日、 丹波新聞社の取材に対し、 民主党から離党するかどうかの質問に 「まだ分からない」 としていた梶原康弘氏は17日、 「今の時点では、 民主党から出馬することを前提に選挙準備を進めている」 とし、 民主党からの出馬の意向を示した。 17日夕方、 篠山市西岡屋の事務所で開かれた記者会見で明らかにした。 　民主党から離党者が出ていることについて、 「私たちの仲間と14―16日にかけてさんざん議論してきた。 私の仲間が離党しているのも事実。 離党して自分の政策を訴えていきたいという人もいるが、 私は民主党にとどまって、 本来の民主党の政策を軌道修正し、 党内改革をやりたい」 と話した。  

　任期満了に伴う丹波市長、 市議会議員選挙が11月18日、 投開票された。 市長選は現職の辻重五郎氏 （73） ＝無所属、 自民、 民主推薦、 氷上町中＝が、 政治団体役員の稲上芳郎氏 （39） ＝無所属、 市島町酒梨＝と行政書士で書家の足立又男氏 （64） ＝無所属、 柏原町柏原＝の２新人を破り、 三選を果たした。 当日有権者数は、 ５万５３８４人。 投票率は、 市長選で70・35％ （前回無投票、 前々回78・59％）。 市議選は、 定数20に23人が出馬し、 現職２人と新人１人が落選した。 投票率は、 70・35％と、 前回の75・84％を下回った。 市長、 市議の次期任期は12月５日から。 　市長選では、 旧町ごとに設けた後援会組織と自民、 民主の推薦、 連合兵庫の支持など、 基礎票で上回る辻氏が、 告示日１週間を切ってから相次いで出馬を表明した稲上氏、 足立氏の猛追をかわした。 辻氏の得票は、 １万７７５２票で２位の稲上氏とは約４７００票差。 落選２候補の得票が、 辻氏の得票を上回った。 　辻氏は、 後援会支部長を元丹波市の助役２人や一部自治振興会長で固めるなど、 「地域の顔役」 による後援会を組織。 市長候補者で唯一、 旧町ごと市内６カ所で個人演説会を開き、 さまざまな事業を展開しながらも、 市債の繰り上げ償還など、 財政健全化を進めてきた２期８年の実績を訴えた。 丹波市合併時の市長選は、 届出締め切り１時間前に立候補した小倉文雄氏 （63） ＝柏原町柏原＝との一騎打ちで、 前回が無投票。 「初めての本格的な選挙戦」 （陣営） を、 支持基盤の切り崩しに合いながら逃げ切った。 　稲上氏は、 橋下徹大阪市長が塾長を務める 「維新政治塾」 の塾生として 「維新」 の看板と、 若さをアピールし 「まちを変えよう」 と訴えた。 市長選出馬予定だった小倉氏が立候補を見送り、 稲上氏に一本化をはかった経緯から、 小倉氏の地元の柏原地域でミニ集会を開いて支持を広げたり、ショッピングセンター前での辻立ちなどで、 支持拡大をはかったが、 市全域に浸透するには至らなかった。 　足立氏は、 長年胸に温めていた 「故郷を良くしたい」 との思いをぶつけた。 元衆議院議員私設秘書、 建設会社勤務時代に培った人脈や、 書家としての顔を持つ足立氏の芸術仲間からの支持を得て、 自宅がある柏原、 出身地の青垣で精力的に活動したが、 広がらなかった。 【解説】　“不信任”から立て直し 　丹波市長選挙の争点をあげるなら、 「辻市政８年への評価」 だった。 三つ巴の戦いとなったが、 市民は辻市政を続けるのか、 変えるのかの２択を迫られた。 その結果、 当選はしたものの、 稲上、 足立両氏の合計得票数が辻氏の得票を上回り、 辻市政は 「ＮＯ」 を突きつけられた。 辻市政の３期目は、 不信任からスタートし、 立て直しをはかる。 　当選から一夜明けたインタビューで 「市民の声を聞く努力に欠けていた」 と反省の言葉を口にし、 他候補の訴えに 「未来への希望や展望を感じ、 自分より優れていた」 とも自戒している。 若い稲上氏のはつらつとした訴えと、 足立氏の地道に支持を広げる運動を脅威に感じた跡がうかがえる。 　市長候補や、 多くの市会議員候補が訴えたのは、 少子高齢化に伴う人口減少が引き起こす閉塞感であり、 それを打開するための雇用の創出をはじめとする若者対策だ。 有権者も期待している。 辻市長自身も 「若者が住みやすい、 誇りのもてるまちづくり」 を訴えており、 それを軸とする施策が展開されるはずだ。 ただ、 市長候補３氏がそれぞれに訴えても、 市民が納得する特効薬がないことも、 一方ではっきりした。 　若者のニーズは感覚的なものだ。 73歳の現職が強みとして訴えた実績と経験が通用しない、 ジェネレーションギャップを埋める工夫が必要だ。 若手職員の育成、 市内に住む若者の本音に耳を傾けることだ。 　選挙戦は、 市長に原点ともいうべき 「市民の声を聞く努力」 を思い出させた。 これからの４年は、 その次の４年につながるものとなるだろう。 市政は、 大きな転換期を迎えた。  

　エネルギー供給をビジネスの柱に、 丹波地域でも支店やグループ企業を置いて事業展開している 「株式会社ミツワ」 （本社・川西市、 舩岡正勝代表取締役） が、 篠山市今田町市原の空き地に、 同市内では初となる大規模太陽光発電施設の設置を計画している。 　約１万２０００平方メートルの敷地に毎時２４０ワットを発電するパネルを３２６４枚並べ、 最大で毎時約７８０キロワットの発電を行う。 太陽光発電により発電した電気は、 電力会社に売電する。 事業開始は、 来年３月中旬を予定している。 　同施設を設置する場所は、 県道１４１号線西側に接する空き地で、 ミツワのグループ企業が所有。 最近では、 市が陶器まつり期間中の駐車場として借り受け、 利用していた。 　今回計画している太陽光発電施設の開発区域面積が３０００平方㍍を超えることから、 篠山市のまちづくり条例により、 同市主催の市民説明会を27日午後７時半から今田まちづくりセンター （同町今田新田） で開く。 同会では、 開発事業者が計画の概要説明などを行い、 質問に答える。 　問い合わせは、 市地域計画課 （０７９・５５２・１１１８）。 写真・篠山市内初の大規模太陽光発電施設の設置を予定している今田町市原の空き地

　芦田小学校の５年生 （20人） が11月15日、 車いすで生活しながら障がい者スポーツの普及に活躍する田邊安彦さん （52） ＝丹波市柏原町挙田＝を同校に招き、 生き方や考え方について話を聞いた。 人権をテーマにした総合学習の一つで、 障がいがありながらも前向きに暮らす人の生き方を学んでいる。 　田邊さんは38歳の時、 仕事中に高所から転落。 その後遺症で、 車いすで暮らしている。 車いす生活を余儀なくされた当時を振り返り、 「歩けなくなっても落ち込むことはなかった。 生きられたことへのありがたさ、 感謝の気持ちばかりだった」 と笑顔を見せた。 　障がい者となり、 リハビリの指導者に心ない態度をとられた悔しいエピソードを紹介し、 「人を上から見下すような縦社会ではなく、 健常者も障がい者も同じ目線の横社会になることが大事」 と強調した。 　その上で、 「グループの中で失敗した子がいても、 その子をけなすようなことはしてはだめ。 みんなで失敗の原因を考え、 その子をサポートし、 一緒に楽しい時間を過ごすことを考えて。 人を見下したらだめ」 と話した。 　また、 知人から勧められて障がい者スポーツと出会い、 国体でメダルを獲得した経験を振り返り、 「がんばったらできると気付き、 それからは本気で取り組むようになった。 人との出会いを大切に、 いろんな人といろんな話をして、 よいことを吸収してほしい。 心を開き、 前を向いて生きて」 と呼びかけた。 　話を聞いた足立桂哉君は、 「縦社会じゃなくて、 横社会が大事なんだと分かった」 と感想を話していた。  

　 「丹波市商工業活性化講演会」 （市、 市商工会主催） が、 11月28日午後７時半からポップアップホール （同市氷上町本郷） で開かれる。 京都向日市激辛商店街事務長の磯野勝さんが、 「なぜ激辛商店街は発足１ヶ月で全国区になれたのか？」 をテーマに話す。 入場無料。 　激辛商店街は２００９年、 向日市に発足。 定番のカレーや麺類のほか、 和菓子やスイーツなど、 常識を覆すメニューや、 想像を絶する辛さが堪能できる。 仕掛け人の磯野さんが、 事業展開のテーマや成功例を紹介する。 　丹波市新産業創造課 （０７９５・７４・０２２１）。  

市議選　　開票率１００％　　午前１時２０分　選管最終 当　　藤原さとる　　　　　２３５１ 当　　山本忠利　　　　　 ２１４４ 当　　土田のぶのり　　　２０６０ 当　　たさか幸恵　　　　 １９７９ 当　　前川豊市　　　　　 １９６８ 当　　林時彦　　　　　　　１９１６ 当　　坂谷高義　　　　 　１８９７ 当　　平井たかひこ　　　１８６２ 当　　横田いたる　　　 　１７８４ 当  　岸田のぼる　　 　　１７３０ 当　　太田喜一郎　　  　 １７２２ 当　　垣内ひろあき　　 　１６５７ 当　　西本よしひろ　　　　１５８１ 当　　足立かつみ　　　 　１５６３ 当　　おくむら正行　　　　１５３５ 当　　うすいやすろう　　　１５３１ 当　　木戸せつみ　　  　　１４７０ 当　　荻野ひろし　　　　　 １４６０ 当　　西脇ひでたか　 　　１４２３ 当　　太田いっせい　　　　１４０１ 　　　 足立おさむ　　　 　　 １３０４ 　　   せがわいたる　　 　　１１６７  　　  小倉ふみお　    　　　　８１８

市長選　開票率１００％ 当確　辻重五郎　　１７７５２ 　　　　稲上芳郎　　１３０２６ 　　　　足立又男　　　７４４７   午前０時５分　選管最終

市長選挙　開票率96.24％ 当　辻重五郎      17500 　　 稲上よしろう  13000      足立またお      7000 市議選選挙　開票率90・.86% 当　土田のぶのり  1900 当　平井たかひこ　1700 当　垣内ひろあき　1500 当　たさか幸恵　　 1800 　　 西本よしひろ    1400 当  藤原さとる        2200 当  岸田のぼる      1600 　　 木戸せつみ      1400 当　林時彦             1800 当　横田いたる　　　1700 当　前川豊市          1800 当　太田喜一郎      1600 　　 せがわ至　        1100 　　 おくむら正行　   1500 　　 西脇ひでたか    1300 当　足立かつみ　　　1500 当　山本忠利           1900  　  太田いっせい     1300 　　足立おさむ         1200 　　 荻野ひろし          1300 当　坂谷高義　　　    1800 　　 うすいやすろう    1400 　　小倉ふみお　　　　　700

市議選 開票率46. 46% 土田のぶのり　　900 平井たかひこ 　  500 垣内ひろあき    1100 たかさ幸恵         700 西本よしひろ    　600 藤原さとる        1600 岸田のぼる        500 木戸せつみ        600 林時彦               500 横田いたる         700 前川豊市            700 太田喜一郎       1100 せがわ至             600 おくむら正行        600 西脇ひでたか　　  400 足立かつみ        1200 山本忠利           1300 太田いっせい       900 足立おさむ           800 荻野ひろし           800 坂谷高義           1000 うすいやすろう     700 小倉ふみお         300

市長選 開票率 61.6%] 稲上よしろう　　9000 辻重五郎　　　  8000 足立またお      7000

市長選 稲上よしろう1500 辻重五郎2500 足立またお3500 市議選 土田のぶのり100 平井たかひこ0 垣内ひろあき200 たさか幸恵300 西本よしひろ0 藤原さとる600 岸田のぼる100 木戸せつみ300 林時彦0 横田いたる200 前川豊市100 太田喜一郎100 せがわ至0 おくむら正行400 西脇ひでたか0 足立かつみ200 山本忠利300 太田いっせい0 足立おさむ0 荻野ひろし300 坂谷高義300 うすいやすろう300 小倉ふみお100

稲上よしろう　1500 辻　重五郎　2500 足立またお　3500 午後10時半現在、開票率19．25％

辻　重五郎　０票 稲上　芳郎　０票 足立　又男　０票 午後10時現在

　最も投票率が高かったのは、市島第３投票区（鴨庄校区）の78・91％、最も低かったのは柏原第３投票区（下町の一部、下町沖田、南多田、県営柏原南多田団地）の56・85％  　各投票区の投票率は次のとおり。 柏原第１（屋敷公民館） 66・84％　屋敷、新町、古市場、石田町（一部）、上中町、本町、下町（一部）、東奥、見長   柏原第２（柏原人権啓発センター） 61・32％   石田町（一部）、北中、室谷、小南   柏原第３（木の根センター） 56・85％  下町（一部）、下町沖田、南多田、県営柏原南多田団地   柏原第４（下小倉公民館） 73・05％  石戸、上小倉、下小倉   柏原第５（北山ふれあいセンター） 63・43％  挙田、大新屋、鴨野、東鴨野、北山、田路、母坪、挙田雇用促進住宅、市営住宅挙田団地   氷上第１（氷上文化センター）73・27％  上成松、黒田、犬岡、西中東、西中西、西中南、西中北東、西中北西   氷上第２（丹波市住民センター実習室） 67・92％  常楽、新田、中央通、北町、成松新町、西町、上町、宮前、中町、下町、東町、八幡町、県営住宅成松団地   氷上第３（谷村公民館） 67・18％  稲畑、新郷、谷村   氷上第４（朝阪公民館） 68・15％  上油利、下油利、朝阪、小野、福田、佐野   氷上第５（下新庄公民館） 73・41％  下新庄、上新庄、大谷、長野、柿柴、柿柴東   氷上第６（中野公民館） 78・06％  清住、中、三方、中野、三原   氷上第７（北小学校体育館）72・62％  絹山、香良、伊佐口、日比宇、鴨内、小谷、氷上、南油良、北油良、桟敷   氷上第８（氷上北地区交流施設） 70・36％  沼、北御油、南御油、井中、北田井、南田井、西田井、田中   氷上第９（生郷自治振興会館） 66・63％ 地頭、石生新町、領町、南町、北野、大崎、サンコーポラス   氷上第10（ポップアップホール） 69・17％ 横田、市辺、本郷、稲継   青垣第１（青垣住民センター別館研修室） 75・14％  新町、新川町、東町、中町、荒神町、愛宕町、上町、本町、大正町、県営住宅佐治団地、小倉、森、市原、岩本、大箕、寺内、小和田、矢の内、沢野、奥塩久、旭町、ウリウト、口塩久   青垣第２（芦田小学校体育館） 70・81％  東芦田、田井縄、栗住野、西芦田   青垣第３（ひだまり） 76・29％  大名草、大稗、小稗   青垣第４（神楽の郷交流センター） 75・60％  桧倉、惣持、文室、稲土   青垣第５（やまびこセンター萬歳山） 70・49％   杉谷、平野、岡見、中佐治、応相寺、下地、上地、向、平地   青垣第６（遠阪公民館） 70・32％   徳畑、和田、遠阪、今出   春日第１（春日住民センター大会議室） 69・92％   上ゲ町、横町、芝町、小山、本町、新町、仲町、西町、杉ノ下、局の里、平松、稲塚、大野、古河   春日第２（野村コミュニティセンター） 70・34％   下野村、木寺、惣山、奥野村、西野々   春日第３（春日部小学校体育館） 74・31％   多利、小多利、池尾、多田、七日市、野上野   春日第４（大路小学校体育館）73・29％   上三井庄、下三井庄、鹿場   春日第５（老人福祉センター「三尾荘」） 78・58％   中山、松森、広瀬、栢野、野瀬   春日第６（春日農村環境改善センター） 70・85％   東中、国領、棚原、柚津   春日第７（船城小学校体育館）66・76％   朝日、園部、石才、歌道谷、坂、野山、天王、長見、新才、牛河内、山田   山南第１（上久下地域づくりセンター） 70・93％   青田、阿草、上滝、下滝、篠場、畑内、北太田、太田   山南第２（ 岡本公民館）76・62％  大河、池谷、長野、玉巻、柏マチ、松ヶ端、奥野々、岡本、金屋   山南第３（やまなみホール） 73・79％   山崎、野田、谷川１～11区、大谷   山南第４（小川小学校体育館） 67・16％   村森、井原、奥、野坂、南中、岩屋   山南第５（和田地域づくりセンター） 66・38％   若林、富田、小野尻、和田、山南雇用促進住宅、金倉、小新屋   山南第６（山本公民館） 66・67％   小畑、西谷、山本、五ケ野、坂尻   山南第７（前川公民館）68・40％   梶、前川、北和田、応地、草部   市島第１（竹田コミュニティセンター） 74・55％   友政、安下、大森、新道貝、水西、市ノ貝、高坂、岩倉、くすのき台、石原、森、表、寺内、才田、中村、樽井、薬師台   市島第２（前山コミュニティセンター） 71・60％   徳尾、大杉、谷上、鴨阪、尾端、下鴨阪、今中、宮ノ下、段宿、十市、八日市、矢代、こかべ台   市島第３（市島支所１階フロア） 77・57％   梶原、上田、市島、藤野、上垣、北岡本   市島第４（鴨庄小学校体育館） 78・91％   南、喜多、端、岩戸、上牧、北奥、戸平、柊   市島第５（三輪小学校体育館） 70・53％   戸坂、白毫寺、与戸、乙河内、酒梨、勅使、東勅使、長者台、城ヶ花    

　丹波市長、市議選の投票率は70・35％。４年前の前回市議選の75・84％を下回った。当日有権者数は、55384人。38964人が投票した。  

　丹波市長、市議会議員選挙の期日前投票（12―17日）の投票者数が、9271人と４年前の前回市議選の8376人を上回った。  投票は、きょう午後８時まで市内40投票所でおこなわれる。開票は午後９時15分から氷上住民センターで。  

　篠山市二階町のペルー雑貨とカフェの店 「ペルー館」 （上田謙治郎店主） が、 プロの指導によるアンデス音楽の教室開講を企画。 教室生が５人以上集まれば、 開講する予定で、 教室生を募集している。 　指導者は、 南米民族音楽グループ 「グルーポ・アルカディア」 の渡部勝喜 （わたなべまさき） さん＝川西市。 渡部さんは、 十代の頃から南米に伝わる民族音楽に魅せられて独学で奏法を習得。 各国のライブハウスで腕を磨き、 世界最高峰のチャランゴ奏者から日本人でただ一人の 「マエストロ」 の称号を与えられている。 アンデス楽器のケーナ、 サンポーニャ、 チャランゴ、 フォルクローレギターを約30年間、 演奏し続けている。 現在、 関西各地で教室を開いている。 　教室は月２回、 午後６時以降から２時間程度を予定している。 　上田さんは 「アンデス音楽がまだ丹波地域で根付いていないので企画した。 興味のある人はぜひご参加を」 と呼び掛けている。 　問い合わせは、 上田さん （０８０・５３４５・３４２１）。  

　消しゴムを彫って作る 「けしごむはんこ」 を楽しんでいる依田教子さん （63） ＝丹波市柏原町柏原＝が、 自身の作品でつづる 「けしごむはんこカレンダー」 の２０１３年度版を作成した。 作品を作り始めて５年。 11月１―４日に行われた 「西脇市美術展」 の洋画の部で、 けしごむはんこ画が初入選を果たした。 「単なる遊びではなく、 芸術性が認められてよかった」 と喜んでいる。 　主に四季の草花をモチーフに作品を作っている。 大小の消しゴム１つに対して花一輪、 葉一枚、 茎一本を彫り、 それらを組み合わせながら構図をまとめ、 １枚の絵に仕上げていく。 複数色のスタンプインクを使ってグラデーションにしたり、 濃淡をつけて奥行きを表現するなどの工夫もこらす。 　西脇市美術展で入選したのは、 ９つの絵を１つにまとめた組作品 「春夏の彩り」 （１１０センチ×80センチ） で、 けしごむはんこがどのような評価を受けるか、 試してみたという。 　カレンダー作りは、 今年で３年目。 日々の暮らしの中で感じた思いを書き留めた 「一言ノート」 から抽出した、 「自分自身を励ますための言葉」 （依田さん） を添えている。 作品はもちろんのこと、 「言葉がいい」 と好評という。 　13年度版には、 作品とともに、 「話をしよう　ちょっと先のたのしい未来の話を」 （３月）、 「数えきれないやさしさに助けられている　気がつかないうちに」 （４月） などの言葉を添えている。 　 「これからも５冊、 10冊とカレンダーを作り、 いつか原画展を開いたり、 本にまとめることができたら」 と話している。 　カレンダーは有料。 依田さん （０７９５・７２・２１６５）。