1952年にデザインされたアルネ・ヤコブセンの名作ANTチェアが、11月1日より新価格となりました
・カラードアッシュ 4本脚
¥55,000+Tax → ¥38,000+Tax
・ナチュラルウッド 4本脚
¥69,000+Tax → ¥56,000+Tax
と、びっくりの価格改定です
また、以前は価格が異なっていた3本脚と4本脚は同価格となり、
ラッカー塗装は、2019年末までの受注で終了することが決定しています
ラッカー仕様でご検討の方は、お早めにお求め下さい
アントチェアは、もともとアルネ・ヤコブセンが、製薬会社ノボノルディスク社の社員食堂用のチェアとしてデザインしました
成形合板で手掛けた最初のチェアです
社員食堂の大きな円形テーブルに、できるだけたくさんのチェアを置ける様、後脚2本、前脚1本という3本脚で設計されています
3本脚のチェアは平らでないフロアに設置する場合でも、段差を拾いにくいという特徴もあります
試作時、背座一体型のアントチェアはその境目部分に割れや歪みが生じてしまったそうです
その部分を取り除くことで、蟻が頭をもたげた様な独特の形が生まれました
その形状は程よくしなる背もたれを生み出し、また、アント(蟻)チェアという名前にも繋がってゆきます
当時、前衛的なデザインだったアントチェアは、製造元のフリッツ・ハンセンでも懐疑的な声が多かったそうですが、ヤコブセンは売れ残った場合は全て買い取ることを約束し、製造が継続されました
以来、会社や店舗、家庭で多用され、世界的なヒット商品となっています
新価格と同時に新色も発表されたアントチェアは、より様々なテイストのインテリアに合わせやすくなりました
「アリンコチェアは本当に美しいチェアです
フレッシュな新色は、このチェアのデザインストーリーの次の章にふさわしいカラーセレクションです」
と、フリッツ・ハンセンのデザイン部門責任者であるクリスチャン・アンドレセンは述べています
アントチェアが新価格になることにより、ヤコブセンファンだけでなく、デザイナーズ家具を初めて手にされる方でも、少し敷居が低くなったのではないでしょうか
ぜひこの機会に、憧れの本物のデザイナーズ家具を手に入れてください
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