｢指導するコーチの限界が、選手の限界になってはいけない｣
｢..たいがいのコーチは、自分のキャパシティの中に選手を収めがちなんです｣

これを超えるために彼が行っていることは、

｢..(コーチは)自分の限界を作らないように、いろいろな人の意見を聞いて協力を仰いだほうがいいですね｣
｢ともかく基礎は教えるしかない＝ティーチングと、ティーチングができている前提で対話しながら進めていく＝コーチングの使い分け｣

｢新世代リーダー論。｣ "pen" 2012年2月号

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「..生きるために最低限なにが必要か、よくわかった」
「..こうやって追い込まれて裸になると、なにが本当に必要かが見えてくるんだよな」
「..(モノに対する)価値観は変わったな。余計なモノは持ちたくなくなった。昔はコレクター癖があって、凝ると徹底的に集めたりしていたんだけど、今は必要なモノしか持ちたくない。なぜかというと逃げるときに邪魔なんだ(笑)」
「..そういう生活が、不思議とだんだん快適になってくるんだよな。太陽の動きに合わせて日の出とともに起きて飯を作って。そういう昔の人がしていたような生活に慣れると、それが快適になってくる。震災中だからすごく不便なんだけど、毎日いい気分。目覚めも良いし、体調も良い」

村上春樹のむかしの短編で、ずっと手放せずに首から下げていたベルをある日はずしたら楽ちんになった山羊の話を思い出します。

Spectator 'Grow Our Own これからのコミュニティ' 29p.

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