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オルビス

切り抜き詳細

発行日時
2006-12-10 19:40
見出し
間取り自由自在の家
リンクURL
http://atelier.wudz.ws/service/wall.php 間取り自由自在の家への外部リンク
記事詳細
YcolorAni.gif
  • 「今は必要ないのですが、子供の成長と共に個室の子供部屋が必要ですね」
  • 「将来独立する子供たちの部屋は、趣味のスペースとして広々と使いたい」
  • 「広い大きな空間を確保して、内装の工事は必要に応じて可動の家具間仕切りですませたい」
  • 「木造建築は耐力壁の配置や柱の配置に制約があって、大きな空間が確保できないと聞きましたが…」
  • 「将来の住まい方が不確定。ご両親との同居なども想定して、間仕切りが自由に更新できる住まいはできないか?」
  • 「将来のバリアフリー化も頭において設計案を作りたい」
住まいの設計とは、「将来起り得る“不確定な未来”」をどこまで想定して、どんな解決策を用意しておくか、という作業ともいえます。
住まいの設計打合せをしている中で、上記のようなご希望・ご要望は、必ず話題に上ります。

無垢パネルの壁と可動間仕切家具

無垢パネルの壁と可動間仕切家具は、将来場所を移動して設置することもできるし、子供室のように必要に応じて間仕切りを増やすこともできます。 お子様が幼い間は間仕切りを最小限にして共有スペースを広く取りながら、広々としたスペースを使えるようにして、必要になれば間仕切りやロフトスペースを増設するというご提案。 また、お子様が独立して家を離れることになれば、再び間仕切りを取り払い、趣味のスペースやゲストルームなどに利用することも可能です。

間仕切り部分の欄間は、透明のアクリル板で間仕切られているため、天井面が連続し空間の連続性を感じることができます。つながりを視覚化することで、伸びやかな広がりのある空間デザインが実現されています。

住まいの耐用年数は、ほとんどの場合「使い勝手」の限界で決まるといわれています。 家族構成の変化や、ライフスタイルの変化に、住まいの間取りが追いつかない現実があります。 確実な材料の選択、構造計画の徹底を行えば、建物の物理的な耐用年数は、メンテナンスを施しながら100年以上とすることも可能です。 「住まい方」というソフトな要求に対して、住宅が柔軟に対応できれば、必要な手を加えながら3世代・4世代と住み継ぐ住宅も実現できるのではないかと考え、このY-Houseを設計しました。

「スケルトン&インフィル」の設計手法

住まいの床・外壁・屋根など、建物の外皮にあたる部分と、内部の間仕切壁・造作・家具・設備配線など住まい方や技術の進歩によって変更・更新が必要な部分を分けて考える建築設計コンセプトを「スケルトン&インフィル」の設計手法と呼ぶことがあります。 特に、西欧の古い町並みに残るアパートメントなどでは、外皮や構造体と内部の住まいの造作・調度品を完全に分離し、建物を代々受け継ぎながら、内部のインテリアを更新していく手法がとられています。
街並みは維持されながら、技術革新とともに現代のライフスタイルに順応しています。
日本の住宅の耐用年数は30年から50年といわれています。
作っては壊し、また新しい住まいを作る。
日本建築(アジア?)の様式として、「スクラップ&ビルド」のスタイルが特徴であると割り切っても、資源活用の観点からすれば矛盾した仕組みになっていると感じずにいられません。
耐久性と耐用性の両立を図りながら、永く壊れず、使い続けられる住まいの価値をご提案したいと考えます。

将来を考えた設計

30歳代のまだ若い夫婦と2人のお子様の為に「未来への答え」をご提案いたしました。

Y-House 三重県桑名市

三人のお子様をご希望で、将来はご両親との同居も想定されていることなど、家族構成に関するいくつかの不確定な要素が、設計段階で大きなテーマになっていました。
私たちの答えは、幅4,550mmの壁も柱もない折れ曲がったチューブのような空間です。 比較的敷地に余裕のある計画地であったこともあり、外部空間を分節して、いくつかの個性のある庭を作り出すために、鍵状の平面プランを提案いたしました。

plan.gif

チューブ状に連続した内部空間を、厚さ40mmの無垢パネルの可動壁と、厚さ30mmの無垢パネルを組み合わせて作った可動間仕切家具で仕切っていくつかの個室を用意しています。

可動間仕切り詳細図

「間取り自由自在の家」の工事費概算は、坪単価60万円〜

住まいの単価は、木造2階建て40坪程度、設計費・施工費の合計で坪単価60万円〜で実現可能です。
平屋建・木造以外の構造形式の場合は、坪単価10%増し程度を目安としてください。
実際の施工費概算は、敷地条件や必要な設備グレードなどにより変わります。
お打ち合わせの初期段階で、ご提示させていただくプランに沿って、概算のお見積もりを差し上げます。