瓦屋根と樋（トユ）の関係。
この高さ、位置関係が、
実に絶妙なのであろう。
雨を受け、集水器まで流す水勾配、
積雪時の雪の動きをも考えた、
位置取りなのである。
小口から見ると、よくわかるのである。

そして、思わず見入る、、、
軒樋の端部の納め。
いわば、一体の軒樋の端部を折り曲げつくる、
池田板金工業さん、手業、技巧による、
菊絞り、なのである。

近隣の家の屋根から、
望む機会を得た。
そう、雲がたなびく空の下、
早、17年が経過した、
当社、モデルハウスの、
築17年のＯＭの屋根、なのである。

集熱ガラス下の、
ガラスなし集熱面である、
ガルバの屋根が、時の経過で、
ブラックからグレーに変化したが、
冬の集熱、夏の放射冷却ともに、
遺憾なく、そのパフォーマンスを、
堅持し続けている、のである。


太陽と風を感じる展示場（ＯＭソーラーの家）

天橋立にも、ちょいっと、立ち寄った。
回転する橋、、、
陸地と天橋立をつなぐ、
廻旋橋なのである。
船の通行の際、回転する。
小型の船の往来のみで、
残念ながら、回転するところは、
見れなかったのである。

ここ天橋立から、京都行きの特急に乗車、
これから、長い旅路、
帰路に着かれたのである。

いやはや、こちらも、
建築目線を織り交ぜながらの、
地元再発見というか、
貴重であり、実に楽しい、
ひと時であったのである。
ありがとうございました。

いやはや、すばらしい。
舟屋越しの、、、
静かなる、海なのである。

突如、ＡＫＩ先生。
アングルを発見のよう。
かなりのローアングル、なのである。

法則というか、
気が付いたのである。
切り妻の屋根の向き、
なのであるが、、、
海沿いの家は妻面が、
道を挟んで、山側の家は、
軒面が海に向かっている。
訳があるのであろう。
考えてみようと思うのである。

まだ、全容は、、、
なのであるが、
ベストポイントのひとつ、、、であろう、
ここぞの、プレースを発見。
対岸から見る、言わずと知れた、
舟屋なのである。

まだまだ～、続く。
次の日、、、早朝、
さらに、北上する～。
東京から言えば、辺境の地、
福知山、、、ここまで来たのであれば、
これを、見ねばということで、
ＡＫＩ先生の発案、、、
ＯＭソーラーの坂田さん、
静岡県の工務店のロハスの寺崎さん、
そして、案内役の私と、計4名。
まさに小旅行の様相なのである。
車でひた走る、、、。
ここは、丹後半島、、、日本海。
ということで、
一行の、目的は、、、
緑の中に見えてきた～、なのである。

終了直後、
例により、というか、、、
モデルハウス玄関前にて、
集合写真、、、記念撮影。
ＡＫＩ先生、ＯＭソーラー、
工務店の方々、、、
皆様、お疲れ様でした。

モデルハウスで、レクチャー。
建築家、秋山東一、
AKI先生のシャープペンシル、、、
PRESS MAN 0.9の芯先から、
繰り出される、、、
皆、食い入るように見つめる、
的を得ている、、、
やはり、するどいのである。

私の家、モデルハウス、
現在計画中の図面を見ていただき、
いろいろな、レクチャーを受けた、、、
ほんとに在り得ない、
貴重な機会、体験であったのである。
AKI先生、ありがとうございました。

場所を福知山に移す。
福知山で一番大きいホテルである、
ホテルロイヤルヒル福知山に、
夕方に到着した。
早速、常設されている温泉に入って、、、
大広間に集結、
まさに建築談義、、、などなど、
大いに盛り上がったのである。

そして、次の日、いよいよ、
AKI先生、そしてプロの面々の目に、
私の家と、モデルハウスがさらされる、、、
若干、緊張感漂う、、、のである。
早朝のホテルの部屋から、、、
福知山市街地が一望、、、見える。
しかし、、、福知山のホテルに、
泊まるということは、、、
なかなかない機会であったのである。

まさに狭小という立地に建つ、OMの家。
住暮楽さんの住まい、、、
もう1題を見せていただいたのである。
まさに鰻の寝床といった敷地を、、、
細長い敷地に、間口いっぱい、
そして、その長さを、、、
最大限活用した住まいであった。
AKI先生のするどい講評も、こだまする。
いやはや、実作をみせていただくのが、
やはり、為になる。
勉強になったのである。

ということで、一行は、
（フォルクス事業戦略会議、、、なるもの）
電車に飛び乗り、、、
北上する。
目指すは、福知山なのである。

VOLKS　A-pro
京都事例・・・を見せていただいた。
基本設計は、AKI先生、
実施設計、施工は住暮楽さん、、、
シンプルにして、絶妙なデザイン。
いやはや、渋い、のである。

VOLKS　A-pro

突如として、出てきている感じ、
コンロ下の小脇の、
スライドワイヤーバスケット。
調味料などの瓶類を収納するのに、
必須のパーツなのである。
これら、キッチンひとつと言えども、
一からつくる、、、キッチン。
パーツ、ひとつひとつの選定、
パーツ、パーツの組み合わせがあっての、
全体なのである。

現場。
常に、リアル。
時に道具、材料が、、、
散在する。
まさに、リアル。
つくるが為の、
リアルな、
在り様なのである。

押縁仕様の、
延延たる、、壁面。
在るは、布団干し、、、
スティールの金物に、
優しく、強靭なる、
ＷＲＣ（ウエスタンレッドシーダー）＋
住まい手様塗装による、、、なのである。

閑雲居

すかさず、棚、
なのである。
扉を閉じると、
シナの壁面＋ピクチャーウィンドーという、
在り様となる、のである。

閑雲居

垣間見える、ファサード。
この素の感じ、、、
見過ごす訳にはいかない、、、
新旧の木軸による様相。
肩肘張らない、素直につくる。
そんな、唐突であるが、、、
木造の、可能性をも感じる、、、

いやはや、美しい、のである。

井戸小屋project

構築するーー。
なのである。新旧の部分が交錯するー。
屋根面をスレンダーに保持するべく、、、
駆使するは、加工が成された、
方杖垂木、、、なのである。

井戸小屋project

アートなる、、、
一場面、、、、
これから仕上げ。
この緊張感が、、、いいのである。。

ミニマムハウス