徐々に、張れ亘るる、、、
板、一枚一枚が、
大工さんの手によって、
空間を覆いつくされていく。
床は、その面の長手方向へ。
壁は、伸びやかに縦方向に、
天井は、勾配となる、、、
張り様は、水平方向に走る。
窓廻り、入隅、出隅、
難所を克服しながらの、
張り進めと相成る、のである。

高低がおもしろい家

内外をつなぐ空間。
日本のひとつの、原風景として、
畳の間、から、間中の縁側、
繫がって、、、軒下空間という、かたち。
夏の頃は、突如の夕立をも、
涼を取り込む手立てとする、、、
懐の深さをも、感じる、
余地のある空間が、
自然と準備なされていたのである。
現在の、住宅は、
開く、閉じるの、
過分けの議論になりがち、、、
しかりと確証なされた、
空間を確保し、、、という考えも在りだが、
ニュアンス的に、
半、、、的な空間。
内外をつなぐ、
半屋外的なる空間をうまく挟み込むことによって、
絶妙な調整可能な、
空間を持ち合わせられる、、、
より豊かな、、、となるのである。

すのこ床の木バルコニー下の、
数年来の木デッキを撤去し、
バルコニー下は屋根を葺き、
その先は、ＵＶカット合わせガラス、
床面はタイル、、、
サッシュで取り囲んだ、、、
半屋外的な空間、
サンルームの在り様なのである。

半屋外的空間、、、
実に、多様なる可能性を秘めている、　のである。


川が見える家

暑い夏の日、、、
訪れたのである、
築２年半を数える、閑雲居。
そこには、変わらぬ緑、
そして、根付いた緑が、
在る、のである。
木陰下のアプローチを潜り抜け、
いやはや、凛として、
佇んでいるのである。
風になびく、
木の葉の音が涼しげ、、、
こちらも、ついつい、
佇みたくなる、のである。

閑雲居

少し前の様子。
仕上げ材に覆われる前の、
ストラクチャー、、、
構造が露呈している状態。
素直に、各荷重、力点々から生ずる、、、
構成された、つながり、構築の一端が、、、
全体を構成する、、、。
屋根から、柱、壁面、
そして、土台、アンカーボルト、
基礎、、、地盤面の支持層へと、、、
力の流れが、現れている様、、、
複雑に絡み合うその流れの中、
往々として、木、一本一本が、
その役割の一端を担っている、、、
実に、価値があるのである。

高低がおもしろい家

本日、足場がばれた、
街角に出現した、
まさに、露になった外観なのである。
重層なるつくり、、、
スキップフロアーのかたち、
なのである。

外壁は白の波板と、
焼杉張りのコンビネーション。
外観の輪郭を引き締める、
破風板、鼻隠し板、柱、梁の、
ダークブラウン色は、
住まい手さんによる塗り、なのである。


まだ、工事中の様相、、、
徐々に外観が整えられていく、のである。


高低がおもしろい家

本日、こと知れず、参加した、、、
ＫＩＤＳ“つくる”ＦＥＳＴＡ。
綾部の中丹文化会館で、開催されたのである。
キッズにものずくりを教える、、、
いわば、ワークショップイベント。
陶芸、、、お皿つくりに参加したのである。
無事、完了。
子供の分は、
これから、乾燥～素焼（８００℃）～本焼き（１２８０℃）
の工程を経て、完成形となる。
子供の残りの材を拝借し、
こねこねと、、、
土を触るとなぜか、落ち着く、、、
思わずつくった、、、
小振りの徳利なのである。
大人げない、、、
これから、まずは、自然乾燥と相成るのである、、、。
今回のイベント、
講師の方々は、まさに工芸を通しての、
第一線の表現者、アーティストの方々と感じた。
ＤＥＥＰなる、
工芸の世界を感じる、のである。

寸暇を惜しんで、、、子供と、海へ。
タイミング等々、、、
土曜の打ち合わせがない、
ということで、行けるときに、、、
という訳なのである。

夏を感じる、
ひと息の、ひと時、、、
なのであった、のである。

先日、多々ある仕事を、
掻き分け掻き分け、、、
早朝の電車に飛び乗り、
東京へ、、、
主目的は、ＶAこと、
フォルクスAの、ひとつの完成形を見る、、、
兼ねてから、、、ずっと見たかった、
仙川の家を、見る機会を得たからなのである。
ＶA考案者である、建築家、
秋山東一先生の、設計。
先生自ら、案内いただいたのである。
築20年、、、
古さを全く感じない、、、
プランから、ディテールまで、
至るところに、秋山メソッドが、
垣間見える。。。
設計の有り様、、、等々、
やはり、すばらしい、のである。
いやはや、これは、実に、効いたのである。

・・・
その後、新宿の会議室に、
場所を移し、VOLKS戦略会議。
皆、進行中の案件等の、
設計の発表、、、
先生に御指南を受けるのである。
ここで、現在進行中か、、、
思い切ってプロジェクト、
3題出したのである。
先生から、まさに的を突いた、
キツイ、レクチャー、、、
これまた、実に効いた、、、のである。

・・・とその後、
メンバー、
懇親会、、、夜遅くまで、
話は尽きない、、、
八王子まで、
行ってしまったのである。
実に、実のある一日。
次の日は、仕事が、、、
早々と帰路に着いたのである。
秋山先生、ありがとうございました。

ラワンベニヤに、
なにやら、ラインが、、、

ガラスの外形を型を写した、
いわば、型取りなのである。
玄関ドアを製作するにあたり、
はめ込む予定の、
実際のガラスを確実に、写し取る、、、
あとは、型を基にして、
ガラスが納まるべき開口をも含めての製作と相成る。
開口にガラスを合わすのではなく、
ガラスの大きさを基にして、
開口をつくるのである。
そして、最終段階で、
本来のガラスに差し替えられる、、、
セットされるのである。
木製建具工事を受け持つ、
白波瀬木工さん、ご苦労さんです。


高低がおもしろい家

明日は、水無月祭。
初夏の夏の夜空に、
至近で見る花火、
まさに炸裂する花火、、、。
といった様相なのである。
昨年の様子、、、
空が見える家、、、は、
花火が見える家、なのである、、、。

静まり返った夜半、
時折、虫の音が、、、
そういえば、明日なのである、、、
嵐の前の静けさ、
この感じが、、、
なかなかなので、ある。

年に一回開催される、
ＯＭ全国経営者会議が
ＯＭソーラーの本拠地である、静岡は浜松にて、
7/16.17.18と三日間に渡り執り行われた。
最終日である、18日は、
ＯＭソーラーの社屋である、
地球のたまごを訪れたのである。
10th ANNIVERSARY...
竣工から、10年経過した井出達。
浜名湖畔の敷地に植え込まれた壮大な緑の数々が、
相乗して、、、緑に囲まれるというか、
緑に埋もれているという印象。
まずは、エントランス前の、
長いポーチの前が抜けている、、、
奥深い緑が、、、
右手には、社屋、
左手には、緑の小丘が、、、
実に根付いた、緑の様相なのである。

玄関ドアのデザイン画の、
ガラス部分をくり貫き、
選定成された、、、
窓越しに置いたガラスに、
あてがってみたのである。
そう、イラストではない、、、
実際のガラスなのである。
いやはや、出来上がりが楽しみなのである。

高低が楽しい家

春めきだした、、、
ある日、なのである。

どうぞ、
ゆったり～と、
ご覧ください。

未完の家 YouTube vor...

photo 中村写真工房
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furniture display ARIA

窓の位置、大きさ、
空間に、
いわば与える印象成るもの、
は大きい、、、のである。
見るからに、
朴訥なるかのように、、、
配された窓。
多少なりとも、
功を奏していれば、、、
なお、良しなのである。

未完の家

長く張り出した、
道路に寄り付く、低めの下屋根。
腕木で持たせることによって、
一部柱無しとしたのである。
屋根の鼻先である、
いわゆる鼻隠しは、スレンダーに、、、
薄めに納める。
角は、敷地の角の角切りのラインを準えて、、、
斜めに寄り付くかたちとなる。
アクロバティックなる構造と、
あいなったのである。


高低がおもしろい家

昨日、天候は朝から快晴。
気温は徐々に上がり、
夏のような天気となったのである。
高低が折り重なる、
複雑なる構造、、、
スキップフロアー特有の木構造となった、
数々の難所を乗り越え、
そして、住まい手さんの手によって、
一番てっぺんの木である棟木を
納めていただいた、
無事、上棟したのである。
大工さん、専務と、、、
住まい手さんを囲んで、、、
ここは、地上6ｍの世界。
なかなかの高さなのである。

高低がおもしろい家

物をかたちづくる、、、、ものもの。
完成形に行き立つまで、、、
当然、であるが、
ひとつひとつのものの集合体、、、
材、、、材料があって、
それらが、一次、二次、、、と、
形、姿を変え、組み込まれていく、、、
の集積が、完成形、、、そして未来に続く、、、
となる。。。
材料がなければ、なにも始まらない。。。
どんと積まれた、、合板、木材、、、
構造の一端を受け持つ、
当社作業場にて、
大工さんの手によって、
壁面のパネルと変化した、のである。

高低がおもしろい家

基礎工事が着実に進行中。
何層にも渡る打ち継ぎ部分ができる、、、
スキップフロアの家の、
特有の基礎の断面なのである。
その部分が、露になる部分、、、
モルタル上塗りなしの、
一発仕上げとあいなるの部分に、
目地棒がセットされていたのである。
よく見ると、台形のかたち、
打ち上がりを鑑みての、セットなのである。
基礎工事の西野さんによる、
ひと工夫なのである。
この部分が凹ぶとなる、、、
2本のラインが走る予定。
実に、打ち上がりが楽しみなのである。


高低がおもしろい家

疾走するバスの中、、、唐林が垣間見える。
よく床板などに、利用させていただいている、木、
唐松なのである。
木材、、、唐松の林が垣間見える。
地元では、見ることのない、、、
長野、山梨あたり、八ヶ岳周辺の、
ひとつの原風景であろう。
先日行った際、見たのである。

まさに、雲ひとつない、、、
実に気持ちのいい、春空の快晴の中、
三光不動尊さんの、
法螺貝の音が響き渡る、、、
ということで、本日、
無事、滞りなく、地鎮祭が、
執り行われたのである。
住まい手さん、
おめでとうございます。

多々ある申請手続作業や、
設計の詳細等々の詰めも去ることながら、
これから、徐々に始まる、
現場作業に向けて、
スタンバイ中といったところ、なのである。

内外ともに、各層が、
絶妙に高低の変化を付けながら、
折り重なりながら、つながる、
高低がおもしろい、、、
そして、全容を総括する、
への字の屋根を合わせ持つ、、、
と相成るのである。


（仮称）高低がおもしろい家