今、山南町ではこんな工事が・・・

一枚目の写真がそのほぼ全容ですが、何を言ってるのか「？？？」な皆さんに説明をしておきましょう。

この現場の工事パスは次のように進めていきます。【一期造成】　⇒　【既存母屋解体】　⇒　【二期造成】　⇒　【母屋新築】　⇒　【既存離れ曳家！】　⇒　【鉄骨納屋新築】　⇒　【完成引渡し】

・・・とこんな具合。

この中で工事の最大のキモ！？と言える曳家はこの業界で飯を食い始めて２４年になるワタシが初めて経験するものなのです。

二枚目の写真は曳家前のコンクリート基礎から切り離されて南6時の方向へ移動しているところ。

最後の写真は移動先、曳家の終点であるま新しい基礎に今にも堅結されるというもの。

ワイヤーやジャッキなど、人の手による地味な作業だけに少しづつ、じつにゆっくりと曳かれて

いくのだが、むしろそのゆっくりさが人力の偉大さを顕示している。

曳家の技術はもう何十年と、いやひょっとしたら何百年と変わっていない。

変わったのは後から後から出てきては消えて行ったなんちゃら工法とか、材料とか。

それから見れば先人たちの技術や知恵のいきの長さにはつくづく驚かされる。

梅雨明け宣言のその日、山南町で地鎮祭がありました。

Ａさま、おめでとうございます！

予約制完成住宅見学会です

篠山の中央図書館ほど近く、コトスの家ができました。

南面の大きな窓から入る光と風がこの家の一番いいところ。

光は明るく気持ちいいリビングを創りだし、風はそよそよと吹き抜けていく。

この家はウチとソトが曖昧に繋がっている。家が自然の中にまるで木が生えるように建っている。

・・・と、そんな感じ。

土や水に近づいた暮らしがこの家にはあるなあ。。。

コトスは暮らしごと提案する会社です。　　　なので、見に来てください。暮らしの見学会です。

本格的な夏の到来を前に気の早い話だとスル―しようとしたそこのあなた！まあ読んでくださいな。

丹波市制１０周年記念事業で丹波に大相撲がやって来るのをご存知ですか？

大相撲って見たことあります？・・私はないです。あまり馴染みがなくて。ところがなんとこの丹波に興業が来るんです。

もちろん本物（笑）！８時開場～朝稽古、ちびっこ相撲。１１時半頃から取組開始で十両、幕内、そして横綱土俵入り、幕内取組・・・と朝から腰を据えて堪能できます。

予約席のお値段は昼食弁当・お茶・丹波場所記念特製座布団付きでタマリS席14,000円～２階いす席Ｃ11,000円。当日いす席5,000円、立見席は3,000円などです。

ん？高い？・・と思いますか。私も最初はそう思ったんですが一日楽しめて昼食がついてこの価格。しかも大相撲観戦は特別でしょ！と考えればむしろ納得かもですよね。

お問い合わせは大相撲丹波場所実行委員会事務局　　0795－82－7500　

もしくはＫＯＴＯＳの由良まで　（ノルマあるんすよ・・。）

この日は午前中が柏原のハピネスマーケットで、二時からオープンハウスで１ｓｔプレゼンがある。そのまさに合間を縫ってのお引渡しでしたが、なんとかお顔合わせできました。

吹き下ろしの大屋根の裏側でダイナミックな梁の架構が見えている。掃出しのサッシからは大路地区の田園風景が広がっていて、気持ちのいいリビングを作ることができました。

いつもいつも思うのですが、もし家づくりについて「何を一番大事にしますか？」と問われれば、いの一番に「気持ちのいいリビング」と答えるでしょうね。

できればそこは自然の素材やエネルギー、風であったり陽だまりであったり、そんなものに包まれた空間を造りたいなと。。。

コトス的天然生活。居心地の良いリビングがまた一つできました。Ｈさん、ありがとうございました。

その初使用の担当はわたし、由良とニシハラでありました。

メニューは【そら豆のハーブごはん】　【豚の角煮】　【和風ポトフ】　の三種。

毎度毎度、１０人を超えるスタッフの腹を満たし、しかも「お！」と思わせるレシピ、さらには材料代おひとり様４００円未満というハードルの高さ（笑）。

なんて口上はともかく、みんなでテーブルを囲んでなんやかんやと楽しくやればそれだけで幸せ。

楽しい食卓の秘訣はみんなでが基本で極意だと思うんです。それが「ゆら飯や」裏ルールです。

くどいようですが事務所を引っ越しました。

働きやすい職場（シゴトコ）。

コトスが日頃、こうありたいと志向する職場に求められるファクターは

「コミュニケーション」。多くの組織やグループに共通する「対話」がテーマでした。

先ず通常業務。仕切りなしの大テーブルで仕事します。慣れないと落ち着かないかもですが、逆に慣れると一体感に包まれたワークスペースに。自然と会話も弾んでいるみたいです。

そしてミーティングルーム。ここでは全体会議のほか、セクション会議、施工業者との打ち合わせ、セミナーにプレゼンテーション。。。

杉のフローリングが心地よくシンプルにすっきりとして、マルチパーパスな使用に適した仕上げにしました。

お次はロビー。靴を脱ぐまでもなく、とはいえ立ち話も何なのでというシーンではこんな軽い感じでいかがかなと。いわゆる応接セットでソファーがどーん！にはしたくなかったのです。

最後はココ。スピーディーにカジュアルにコーヒーカップ片手にパッと集まってサッと散会する。

会議というより会話。ホントは日常会話の中にこそ新しいコト、面白いコトのヒントが詰まってるんじゃないかと思ってて、コトスのスタッフの何気ない会話からいったいどんなコトが生れてくるんだろうと思うと、それだけでもとても楽しみなスペースなんですよね。

コトスの仕事場。先ず対話。何でも話し合えるスペースになったでしょうか？

5月２日、夜逃げのようにこっそりと引越しは敢行された。コトスの新事務所は丹波市氷上町石生　2042－3

スーパー　ビッグエクストラの向かい、メガネの三城の隣だ。同月３日から通常営業している。なんだかんだで二週間が過ぎようやく落ち着いた。新しい机、ブックシェルフ、トイレ、ミーティングルーム。木の床も創作キッチンも、光さんさんと明るいことも実にいい！ここからまた、新しいこと、もっと丹波のことを考えて楽しくなるように・・・コトスは頑張ります。みなさんにもいっぱい来てほしいなあ。。。

ワタシもこの機会まで組木絵に触れることなく、その魅力を知らないままにいたのですが・・・

いやー、すんばらしい！

着色を施さない、木がもって生まれたままの杢目や色彩を、精緻に切り抜いたピースにして嵌め込んでいく。この途方もなく手の込んだ作業に息をのむ一方、自然な柔らかい暖色系のトーンで描かれるファンタジックな世界は目を奪うばかりか、心証の深いところへ染みこんでくるんです。

くまの親子が月夜に佇む絵にひと目惚れしましたが、これは宮沢賢治の童話「なめとこ山の熊」を組木絵本にしたその原画だそうで、もちろん売り物ではないので断念。次に気に入ったチロリアンハットに白ひげのおじいさんがモチーフのものを買いました。

もしも叶うならこんな風に年を取りたいなと思う・・・。とても気に入ってます。

どうやらいい天気がつづきそうですね。

さて、コトスのオープンハウス「うらら」では【５／３（金）　～　５／７（火）　ａ．ｍ．１０：００　～　ｐ．ｍ．５：００】　で、中村道雄「組み木絵の世界」展を開催します。

ワタシは昨日、搬入のお手伝いを兼ねて一足先に見てきました。

数十種類の木を使い、着色を施さないで、木目そのものの色柄を活かしながら緻密に嵌め込まれた絵は、木の持っている暖かさや優しさを通じて自然と関わることの大切さを教えてくれます。

そして人間も自然の一員として暮らしていることも、物言わぬ絵が語りかけてくる・・そんな気がします。

木の暖かさと優しさのおすそ分け。みなさんにもぜひ感じてもらえたら・・・。

どうぞお気軽にお立ち寄りください。

場所はＪＲ石生駅西側　ハートタウン石生内　　期間中はよしだ屋さんの手作りブラウニーとお飲物もありますよ。

氷上町から針路を北に。

Ｒ４２６からＲ４８２を辿り目指すのは豊岡市但東町畑山。

陽光うららかな山里深く、突然に、まったく不意にレインボーカラーの大地が広がって「ああ！」ため息がもれてしまう。そこは色とりどりに咲き誇る７０万本のチューリップ畑です。

そもそも但東町は県内唯一の球根生産地でしたが、栽培農家は高齢化の一途。

「最後に一花咲かせたい！」、「町内のみんなに喜んでもらいたい」。。。という農家の想いを結集して始まったのがこの一面のチューリップ畑だそうです。

純粋に、農家の発想による農家のための農家によるスタートだったのですね。町が、人々が、自然がいきいきと活気づいて、ホント素晴らしい！

笑顔が忘れられない休日のミニミニツアーとなりました。

お昼に食べた赤花そば・・・素朴でうまかったなあ。。

これまでずっとレンタルに頼ってきたんです。

明けても暮れても・・・。なかなか買うのを踏み切れずにいたのですが、このたび遂にユンボを買いました。

写真は納車時の清酒で清めるセレモニーの絵。

ロゴのＫＯＴＯＳがちょっと嬉しいです。

かねてから参加している工務店の勉強会がありまして、これまで

は受講生として学ばせてもらってたんですが、今回はセミナーの講師役に指名されてしまった。。

「家づくりセミナーと見学会への取り組み」というプレゼンですが、やっぱりね、兵庫県内外からおよそ３０数名の工務店のオヤジやスタッフを前にすると心臓ばくばくでね。

大汗カキカキ、のどカラカラのプレゼンでした。

刺激的なグループなんでいい経験させてもらって、やっぱり最後は感謝ですよね。

上着一枚脱いで出かけたい！そんな穏やかな日が続いてます。

はあー、春風駘蕩ですね。いつまでもこんな陽気で仕事したいと思うこの頃です。

山南町で地鎮祭でした。

今回の工事は道路拡幅のために既存の住宅を建て替え、移築するものです。

田んぼの造成から始まり母屋の解体　⇒　母屋

新築　⇒　離れ屋の曳家　⇒　離れ屋のリフォーム

足かけ一年に及ぶ長丁場は近頃ではずば抜けて長い工期となりました。

そんな工事のスタートとなる地鎮祭。「守りたまえ、実りたまえ、幸いたまえ」と祈ります。

さて先週末はコトスの勉強会。構造や設計についての講義ですが、その実、大工による上棟の実演とか、木材コーディネーターによる木のハナシなど分かりやすいものでした。

設計も小難しい講習ではなくて、風通し、陽当り、収納、間取りなどいろはの「い」のような内容です。

この方が却って理解が深まったりしたんじゃないでしょうか？

ともかく、綺麗にさいた桜にあやかりたいと、コトスもうららかな春を謳歌しています。

それにしても丹波は桜が多いですよね。

仕事だって同じやるなら活き活きと笑顔で取り組みたい、そんな仕事をするトコロ。略して「シゴトコ」なのだ。

もちろん、コトスはそれだけで満足しない。スタッフのやる気とパフォーマンスを高めるのは何か？について真面目に取り組んでいきたいと考えている。

カフェ　⇒　会計事務所　⇒　介護施設　⇒　美容室　・・・に続くシゴトコ第五弾！　追って進捗は報告します。

ＫＯＴＯＳは丹波ハピネスマーケットに出店します。

建築に捉われないで何か新しいコトやろうよ・・・で始まったＫＯＴＯＳのプロジェクト。

とりあえずはウチの職人さん＆スタッフ手作りの木製生活雑貨をひっさげてマーケット闖入です。

「どこでやってんねん！」と、お迷いの皆々様はご覧のオブジェを目印に探してみてください。

本物の鹿のツノが取り付けてありアニミズム感むんむんですが、気のいい兄ちゃんばかりです。

けして呪術つかいの集まりではありませんので、怖がらないでいいです。

では皆様のご来店をお待ちしております。

もし気に入ったグッズがありましたら、お買い求めください。遠慮は無用ですぞ！

今回は浜松の扇建築工房さん。

ハウスメーカーから個人で営む小さな工務店まで、大小さまざまな、あるいは特色や持ち味など非常に多くの業者が入り乱れている住宅業界の中で、技術力や設計力では相当上位にあるんじゃないかと思われる工務店です。

施主がもうお住まいの家をいくつか見せていただきましたが、家の間取りや勝手もさることながら、開口部や天井の高さの押さえ方とか、見付けラインの繊細なこと、素材の美しさの見せ方などの数々。

正直、一工務店がここまでできるなら住宅業界に設計事務所の入り込む隙はかなり小さい。

ハウスメーカーもこと意匠性においては手の届かないところに辿り着いていると思わされる・・・そんな質感なんです。

いったいなんでここまでできるんだ？

と不思議に思っていたのですが、社長以下スタッフの皆さんのお話を聞いて納得しました。

とにかく志が高い！仕事っぷりが男前（もちろん女性スタッフもいますが）でケレンミがなく、激しく感動しました。

社長いわく。

「スタッフとその家族を大切にしています」

「何がよくて何がいけないのか？を素直に考えてます」

「生真面目な集団なんです」

言葉に偽りがなく、湖のように澄んだ心。企業としていや、純粋に組織としてこうまで方向性を正しく指し示せるものなんだ。全員がまっすぐ家づくりに向かっている。家もスタッフもケレンミなくすがすがしく佇んでいて・・・。

扇建築工房。すごい工務店に出会いました。

二月ですので、もうとっくにシーズンは本番を迎えていて、なのでここのストーブはいきなり大車輪の活躍を見せることになるでしょう。

・・・ですけれども、その前に大切な慣らし運転とオーナーさんによる初点火の儀式はきっちり押さえておきます。

それは、これからお世話になりますという願いと、寒さを凌いで余りある炎への尊敬と、何もかもひっくるめてのセレモニーなのですから。

トッププレートが熱くなり温度計の針が２００度を超えてきます。

おろしたてのオイルが焼ける匂いが漂って。

ガラス越しには生れたてのあかい炎が揺れて、我々は沈黙してそれを眺めていました。

そして小一時間。これが静かな着火式です。この作業をあと二回くりかえしていよいよ本格的な稼働となります。

薪ストーブにより暖かな冬を送る家庭がまたひとつ、福知山に誕生したわけです。

窓の外は雪。

薪を次の休みまでの一週間分を斧で割って焚き付けの木切れもハチェット（小型の斧）で作っておく。

紅潮したほっぺたに雪がくっついては消えていく。

午前１１時。

グリーンベル青垣のプールで４５分間ゆっくり泳ぐ。

ちらちらと白いものが舞う中、裸で水に入るのは温水プールとはいえ不思議な感覚だ。

遅い昼食をとる。

親子丼６００円、おいしい。雑誌を読む。フェイスブックを見る。あくびをする。

買い物。今日は晩ご飯当番なのでその食材と本屋で文庫本を２冊。時計は午後４時を少し回った。

夜はもつ鍋と大根炊きをサルサ味噌で食す。

相変わらず窓の外は雪だ。　（一日の大半が零度以下だった）。

・・・なんかありがたいなと思う。

稲継の交差点では家路を急ぐ車がテールランプを灯しながら行きかい、部活から帰宅途中の高校生の吐く息を赤い色に染めているだろうに。

家は、リビングは、こんなにもあったかく時間はなんともなんとも穏やかなのだ。

真冬の休日にふとそんな風に考えた。

社名がＫＯＴＯＳになってもゆら飯屋はゆら飯やだ。

今回の担当は人生のベテランサワノと、気ままにおひとり様（だってまだ若いもん！）ホリイケである。

メニューはオムレツ＆野菜たっぷりのスープ。

ふわふわ卵のオムレツの上にはトマトケッチャップで『ＫＯＴＯＳ』のロゴが・・・。

さすが設計チーム！やることがオシャレだよねと感心してたらホソミのところで「婚活中」に文字化けしてた。

最近浮かれているホソミに痛烈な嫌味なのだが、なぜか本人は嬉しそうに興奮気味なのにはみんな正直引いたよね。

ともかく今日も満足のゆら飯や。冷たい雨を吹き飛ばすスペシャルなランチをいただいた。

コスモホームといって暮らしについてこんこんと考え込んだ家づくりがとても魅力的な会社です。

でもこれでは何が具体的か分かりませんよね。

コスモホームは家づくりに留まらず、家具や小物、はたまた「食」についても提案できる会社なんです。

本社オフィスの隣には北欧家具・雑貨のショップや自然食のレストランを開設していて、それらを通じて暮らしそのものを丸ごとプロデュースできるという・・・。（写真、取り忘れました）

「ＫＯＴＯＳ」ってどういう意味？と聞かれます。ＫＯＴＯはコト、こと、事なんです。あんなコト、こんなこと。いろいろな事をやっていこうよ！というつもりです。

そもそも由良工務店の「工務店」は建築屋という意味で、われわれは既に建築だけにこだわてって仕事しているつもりもなく、「由良」はまして私の個人名でスタッフの固有名詞ではない。当社のスタッフが自分たちの社名に愛着と誇りを持つために、この際新しい名前にしようという想いでＫＯＴＯＳは生まれたのです。

そしてもう一つ、私はこう見えて経営者のはしくれ（笑）で、毎日とても楽しんで仕事していると思っています。この面白さを少しでも分けられないだろうか？責任ものしかかるが仕事のやりがいは言葉にできないほどだ。もしもＫＯＴＯＳが暮らしを提案する小さな会社の集合体であれば、小さな会社や店やいろんなコトの経営者の集まりでもいいんじゃないかと考えているのです。

小さいながらも楽しい我が家と言います。なので小さいながらも楽しい自分の会社やショップ。ＫＯＴＯＳらしいカテゴリーの中で食や衣やいろんなコトを考える・・・。そうしながら地域や人や自然に馴染んでいけたらどんなにか幸せか！これこそがＫＯＴＯＳの未来だと設定してスタートラインにたったのです。