昨年より工事をさせていただいておりましたお寺さんの、
本堂・庫裏が完成し、落慶法要が営まれました。
檀家の皆様の貴重な浄財を持っての工事と言うことで、
こちらもその責任の重大さを感じながら、
工事中は、慎重かつ、きめ細やかさを心掛けさせていただきました。
小高い山の上にあるお寺さんなので、工事は困難を要しましたが、
無事この日を迎えられ、本当におめでとうございます。
今後共、よろしくお願いします。

写真は、私の檀家のご住職と記念撮影です。

　現在建築中のU様邸には、伝統的な和室があります。
壁は真壁（柱を見せ、砂壁を塗って仕上げたもの）で長押（なげし）付、
天井は竿縁天井、床柱、本床、下床、違い棚、畳、襖、障子で構成されています。
室町時代の「書院造り」などに見られる、現在の和風住宅の形でもあります。
　よく、宴席などでも床の間の位置によって、上座、下座などと座席が
決められることがありますが、これも「書院造り」からきていると言えます。
　そんな和室が、もう少しで完成します。