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第48回衆議院総選挙における在外公館投票

2017年10月14日 23:41
在イスタンブール日本国総領事館
日本国内の投票日は、平成29年10月22日(日)だが、一足早く在イスタンブール日本国総領事館で第48回衆議院総選挙における在外公館投票を済ませた。

第48回衆議院総選挙における在外公館投票
前回在外公館投票したのは、平成28年6月25日の第24回参議院議員通常選挙。担当領事はいつものコージ・リョージ。

海外では、参議院議員選挙と比べ、衆議院総選挙は候補者の情報を得るのが難しいと感じた。小選挙区が地域に密着しているからだろう。そのような困難の中、購読している神戸新聞と朝日新聞の連日の地方記事を参考にしながら投票した。もちろん、候補者の公式Webページを一通り目することも忘れずに。

ところで、残念ながら、候補者のWebページや公式ブログを見比べてみると、投票した候補者が落選することは間違いないと感じた。しかし、そんな投票をせざるを得ない状況も情けないので、投票日の10/22までに候補者と連絡を取り、少しでも状況を改善を促したいと思い、この記事を書いた。

最も情けないのは、候補者自身の公式ブログに、自分のことを〇〇先生と表記している点だ。私の職業は「先生」で、本や論文を執筆することもがあるが、自ら細見先生と書くことはない。執筆者に敬称をつけると読み手に違和感を与えるからだ。

支援者の公式ブログ担当者が、候補者を〇〇先生と当たり前のように記述していることに疑問を抱いた。外部からの電話に「〇〇校長先生に、申し伝えておきます」と対応しているような違和感を持った。身内に敬語を使うのはビジネスマナーとしてもNG。

つまり、候補者を選定しようとしている選挙人に、当選もしていない候補者のことを〇〇先生と呼ぶ事に対して、世論のマイナスの感情が働くを想像できない支援者(Web広報担当者)がいるという実態が明確だということだ。

今回、当選されると予想される候補者は、公式ブログに選挙の厳しさを淡々と語り、自身がどのように行動されているかを時系列に書き連ねている。今回私が投票した候補者のように、Webの広報を第三者に託して「〇〇先生(候補者名)が△駅に朝立ちされる」みたいな記事は一切ない。

選挙は情報戦である。選挙の活動資金も制限されている。世論の風に乗るのも必要だが、小選挙区では候補者自身がどのように情報発信するのかも得票につながる重要なポイントだと思う。限られた予算をどのように分配するのかも、候補者の戦略だろう。

今回、Webページを見比べることで、情報戦の勝者が明らかになった。今後の選挙は、益々インターネットを介した情報発信の戦略が問われることになると確信した。

全く別件で。最高裁判所裁判官国民審査は、在外選挙からは参加できない。