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オルビス

【ウラヒーログ】ペントハウスプロジェクト「第3話」

2017年5月29日 00:00
皆さん辞退したらどうしようかと心配しましたが、
次々と提案プランを持って来てくれました!(喜)
追加でお願いした大手1社も少々タイミングはズレましたが、
予定通り提案いただくことが出来、一安心。

僕がひいた図面通りだといかんでしょうとばかりに、
各社設計士さんが、趣向を凝らしていくつか別案を持ってきてくれます。
「おーー、そうくるか!」
「なるほどねーー」
とワクワクするような内容が満載。

僕は中途半端に建築に詳しいので、
やりにくくて嫌がられるかなぁと心配していたのですが、
そっちも完全に杞憂でした。
各社来てくれている人がほんといい感じで、
打ち合わせしていて、どれかを選ぶことが出来るのかと不安になってくるほどです。

意匠も各社個性が出ています。
最初にお願いした2社は、若くておしゃれなリノベ屋さんって感じで、
持ってきてくれるプランの意匠もその方向。
年寄りセンスに修正していくと、悲しがるかなぁと心配になるくらいです。
後にお願いした大手は、高級、重厚、高品質路線。
これも、僕の好みからいくとちょっとズレているので、
ナチュラル路線に軌道修正が必要な感じです。

流れとしては、ここから希望のプランを選択して、
かつ、希望との誤差を修正するべく要望を出していきます。
その出し入れを何度かして、だいたいこのへんかなというラインに到達したら、
見積を提出してくれるという感じでした。

最終的にパートナーを決定する指針としては、

・信頼できる会社か?
会社の経営状態がよいかどうかについて心配するのは当然です。
継続的にアフターサービスが受けられなくなるとか、
ひどい場合は、建築中に倒産したらどうしようとか。。
そんな憂き目に合うということは、なくはないと思いますが、
確率的には宝くじに当たるようなもの。
僕的には、あかん会社には匂いがあると考えています。
例えば、接触する社員がやな感じ。
人を騙すような会社で日々仕事をしていると、
働く人がそれに染まって胡散臭い人間になるか、
まともな人間は、モチベーションが下がって目が死んでくる。
社員がハツラツと仕事をしていればまずは大丈夫!だとおもってます。

・仕事のクオリティは確かか。
昔は家を建てると言えば、いかに腕の良い大工(棟梁)さんを見つけて、
お願いするかというのが、成功の秘訣と言われていました。
最近の建築は、金物や道具が発達してきたので、
昔のように大工さんの腕で仕上がりが大きく変わることは少なくなってきました。
また、担当してくれる大工さんを事前に知ることはほぼ不可能なので、
ここも、会社の誠実度で推し量ります。
家を作っていく上での作業内容はほぼ決まっているので、
違いが出るとしてら、
作業性を高めるために、見えなくなる場所の工程を端折ったりしたりしないか。
あとあと不具合が起きるパターンを良く経験していて、
作業的に手間が増えても、そうならないための作り込みをしてくれるか。
可能であれば工務の人にもお会いして、
先ほどと同様、ハツラツと仕事していれば大丈夫だと考えます。
工務も手を抜かない良い仕事をしていると、ハツラツとしているものです。
例えば、見積の為に棟梁や電気屋さん、サッシ屋さん、設備屋さんなどが現場確認に来たりします。
そのリフォーム屋さんを支える、外注業者さんたちですが、
ムリばかり言われてこき使われている業者さんは、やはり目が死んでたりします。
楽しそうにワイワイ現場確認していれば、良いチームなんだと思います。

・コストは安いか!
施主にとってコストが安いことはありがたいことです。
同じことをするなら、お金が少なくて済むし、
同じお金なら、よりたくさんのことをお願いすることが出来ます。
だけど、いちばん大事なのは、安ければ安いほど良いと勘違いしないことです。
企業努力で、効率よく資材の調達を行っているとか、
施工進行などで無駄を省いて効率を上げているとか、
薄利多売で良いものを戦略的コストで提供しているとかであればよいのですが、
そうでないのに、異常に安いなどは要注意です。
国内で調達する建築資材のコストも、
国内で職人が仕事して必要となる人件費も大きくは変わりません。
上記工夫がないのに安いのは、下請け業者が叩かれているだけと考えるのが正しいです。
僕の本業でもそうですが、継続的に仕事をくれているクライアントにムリを言われても、
無下には断れません。
渋々引き受けますが、作業内容はムリを言われた分の影響が全くないわけではありません。
自分が提供できる最高クオリティと、うちの会社(ブランド)としての最低限必要なクオリティ。
この間のどのクオリティで出すかは・・・・推して知るべしです。
この点も、安くても大丈夫かの判断は、人を見て目が死んでないかの確認が大切ですね。

コストの比較をするには仕様をある程度揃えないと出来ませんが、
出てきたものは結構バラバラでした。
そこで僕の希望という形でフィードバックをして、
整えたものを再提案いただくお願いをすることとなりました。
その日程が各社そこそこ期間があったのもあって、
オトナの別の選択肢をもう一つお願いすることとなっていきます。

次回は、「1級建築士事務所にお願いしてみる?」というテーマです!