皆さんこんにちは！

残すところ今年も２日となりましたね～。

いかがお過ごしでしょうか。

月に一回送られてくる電力安全課のメルマガ１２月号からご紹介します。

【波及事故】

・年次点検作業（２名で実施）において、保護継電器（ＤＧＲ）試験装置をＬＢＳに取り付けたまま復電操作を行ったため、波及事故に至ったもの。

　供給支障電力：確認中、供給支障時間：１時間１２分

これはどういうことでしょうね～。多分出迎え方式でＬＢＳの一次側と二次側に動作時間を取るための線をつないだまま受電したのでしょうか。
２名でやられているのにこんなことあり得るの～(＠_＠;)



・年次点検作業（４名で実施）において、受電用断路器一次側に取り付けていた作業接地を取り付けたまま復電操作を行ったため、波及事故に至ったもの。

　供給支障電力：７ｋＷ、供給支障時間：１２分

これも信じられない！４人もいたのに。いや４人もいるからか



・コンデンサー不良により一相が地絡状態となったが、受電用ＬＢＳ（高圧負荷開閉器）のＰＦ（パワーヒューズ）の劣化により、ストライカ（動作表示装置）が動作せず、受電用ＬＢＳが開放しなかったため、波及事故に至ったもの。

　供給支障電力：１，０９１ｋＷ、供給支障時間：３時間２６分

これも出迎えの事故のようですね～。ＰＡＳに代わるＬＢＳは早い目に交換しましょう。



・火災により屋上に設置した受電設備一式が焼損し、波及事故に至ったもの。

　供給支障電力：７５２ｋＷ、供給支障時間：３３分

火事は怖いですね～。緊急事態ですから電力の区分開閉器を切ったらいいかもですが、ダメですね(汗)



・高圧引込みケーブル(１９９９年製)の一相が絶縁不良により地絡したが、出迎え方式であったため保護範囲外となり、波及事故に至ったもの。

　供給支障電力：１８４ｋＷ、供給支障時間：１時間６分