日本から海外に荷物を発送するのに便利なのは、日本郵便のEMS(国際スピード郵便)です。中近東エリアでしたら、6kgで9,600円です。日本からトルコまで早ければ1週間で届くこともあります。
海外で生活をしていると、日本のものが無性に欲しくなります。息子はじゃがりこが好きです。日本から荷物が届くときは、家族みんなで段ボールの前で撮影して、日本に連絡するほどうれしいものです。
しかし、今日は納得できないことがりました。7月21日に日本から発送した荷物が届かなかったことです。
荷物の追跡は、日本側から
郵便追跡サービスで行うことができます。
トルコ側からは、PTTの
追跡サービスが利用できます。
どちらも、日本の発送時の伝表に書いてある AA123456789JP という問い合わせ番号で検索ができます。
今回、トルコ側から追跡をすると、7月21日はイスタンブール・アタチュルク空港に荷物が届いていました。22日と23日通関手続きがありました。その後、記録が7月27日となり、イスタンブール・ヨーロッパ側国際郵便処理センター(俗名アイコサン)に取り置き状態になっていました。
通常なら、荷物に問題があり、取りに来なさいという通知が来るのですが、今回はありませんでした。そこで、アイコサンに取りに行くと、係の人は「荷物を取りに来ないので空港まで送った」という返事をしました。
その場で、荷物を送り返してほしいという内容の書面を作成し、2日後にまた取りに行くことになりました。
トルコの郵送事情は、よく理解できないことが多いです。荷物によっては、受け取りに手数料が発生します。印紙税という名目で、0.6TLや、関税が加わり3.6TLのこともあります。中身によっては、40TLや80TL支払うこともあります。
前回もアイコサンに来たのですが、目の前で段ボールを切り裂かれ、中身をチェックされ、伝票に手書きで80TLなどとかかれ、窓口で支払いをしました。値段の根拠は謎です。
先輩駐在員の話を聞くと、次の3店の注意事項があることがわかりました。
(1)大きな段ボールは運ぶのが大変だから取りに来いと言われる可能性が高いので、小さな郵便局の段ボールを使用して発送してもらう。
(2)中身の金額は実際よりもできるだけ少なく書く。合計1万円を超えると届かないことが多い。
(3)化粧品、機械類があると必ず止められる。
何度も荷物を取りに空港近くに足を運ぶのは大変手間なため、NOTER(公証人)で作成した委任状を持って、ドライバーに取りに行ってもらう人も多いようです。