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切り抜き詳細

発行日時
2012-8-5 8:58
見出し
放送全国大会で優良賞 アナウンス部門 鳳鳴高・放送部の福井万季子さん
リンクURL
http://tanba.jp/modules/people/index.php?page=article&storyid=829 放送全国大会で優良賞 アナウンス部門 鳳鳴高・放送部の福井万季子さんへの外部リンク
記事詳細
 篠山鳳鳴高校3年の福井万季子さん (17) =篠山市野中=が、 このほど東京都で開かれた放送部の全国大会 「第59回NHK杯全国高校放送コンテスト」 のアナウンス部門に出場。 上位10人のみの決勝戦に進出し、 優良賞に輝いた。 全国の放送部員約3000人がエントリーした中でのトップ10入り。 さらに決勝の舞台は、 紅白歌合戦の会場としても知られ、 「放送部の聖地」 と呼ばれるNHKホール。 放送部員として最高の栄誉を体感した福井さんは、 「鳳鳴だけでなく、 兵庫県、 全国の人の支えがあったおかげ。 引退前に最高の思い出ができた」 と喜んでいる。  同部門には全国の県予選を勝ち抜いた294人が出場。 2回戦となる準決勝にはうち60人が、 決勝には10人が進出した。  大会を通じての基本課題は、 それぞれが地域や学校に関する記事を作成し、 1分10秒以上―1分30秒未満で読み上げる。 さらに準決勝では、 富山県で行われる全国高校総合文化祭のマスコットのPRアナウンスを追加。 決勝では、 同コンテスト・ラジオドキュメント部門の作品を聞き、 自分で100文字以内でまとめた原稿をアナウンスすることが加わった。  福井さんは、 基本課題を校内の部活に属していない 「帰宅部」 の3年生48人で構成したボランティアグループ 「KTB48」 を題材にして挑んだ。  コンテストは3日かけて行われ、 準々決勝、 準決勝ともに翌朝、 結果が知らされるため、 進出を喜ぶ間もなく、 新しい課題に取り組まなければならなかったが、 同じ放送部3年の梶将太君、 清水茜さん、 村上寛幸君、 顧問の西本智子教諭の協力もあって、 準決勝でも会心のアナウンスを披露。 審査員から 「明るく楽しいアナウンス」 「声の表情がある」 と評価を受け、 見事、 決勝進出を果たした。  決勝進出者はレベルが高く、 常連校も多いとあって、 「決勝の本番前は吐きそうなくらい緊張した」 という福井さん。 それでも、 同じ兵庫の他校の生徒、 決勝進出者からの励ましもあり、 「もうやるしかないと吹っ切れた」 と振り返る。  ラジオドキュメント作品は、 同じく兵庫県の小野高校が制作した東日本大震災をテーマにした作品を選択。 「チーム兵庫」 の絆と、 阪神大震災があった年に自分が生まれたこともあり、 この作品を選んだという。  アナウンス後、 感極まって涙を流す場面もあったが、 全力を尽くし、 見事に有終の美を飾った。  福井さんは、 「アナウンスをしていて本当に気持ちがよく、 燃え尽きることができた」 と笑顔で話していた。