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切り抜き詳細

発行日時
2012-7-1 9:03
見出し
地蔵盆をしっとり演出 竹のあんどん制作 篠山市波賀野
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=5631 地蔵盆をしっとり演出 竹のあんどん制作 篠山市波賀野への外部リンク
記事詳細
 毎年、 地蔵盆の夜に竹でこしらえた明かりを街道や軒先に飾り、 多くの人々を楽しませている篠山市波賀野新田 (50戸) の住民たち。 今年も、 風情のある情景を演出しようと、 同集落の住民有志でつくる 「イベント同好会」 (上田祐介会長、 6人) が、 「竹の行灯 (あんどん)」 づくりを企画。 地蔵盆を2カ月後に控えた6月24日、 同集落の公民館に子どもからお年寄りまで約40人が集まり、 和気あいあいとした雰囲気の中、 行灯づくりに精を出した。  竹の行灯は、 輪切りの竹2個と竹ひご8本が材料で、 直径15―18センチ、 高さ35―40センチの円柱形。 土台の役割を果たす上下の輪切りの竹に、 竹ひごを差し込み、 竹ひごの周囲を巻くようにして、 さまざまな大きさの穴をあけたりイラストを描いたりした和紙を張り付けて仕上げた。 光源にはLEDを使用した。  住民らは、 カッターナイフで竹ひごの両端を細く削ったり、 ボール盤で輪切りの竹に竹ひごを差し込むための穴をあけたりと、 慣れない作業を懸命にこなしていた。 また子どもたちは、 マジックで和紙に家族や花の絵を描くなどして楽しんでいた。  行灯の点灯日時は8月24、 25日の両日午後7―9時。 同集落内の秋葉神社境内をメイン会場に、 数多くの行灯を並べるほか、 家の軒先にも飾り付けるという。 このほか、 同好会のメンバーが、 同神社の鳥居付近に竹でトーテムポールを模した高さ約3メートルの明かりのモニュメントを設置する予定。  友人らと会話を弾ませながら作業に励んでいた酒井啓子さん (63) は、 「地蔵盆に訪れた人に 『きれいやなあ』 と感動してもらえるような作品を作りたい」 と張り切っていた。  上田会長は 「この毎年のイベント準備が、 住民が集い親睦を深める場にもなっている」 といい、 「住民総出で作るこの明かりが、 これから先も灯り続けるよう、 地域の地蔵盆の風物詩にしていきたい」 と話している。  竹を使った明かりづくりは、 5年前に県のパワーアップ事業の助成を受けて開始。 毎年、 趣向や作風を変えながら取り組んでいる。