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発行日時
2021-5-8 13:28
見出し
ウッドショックへの対応は構造計算が不可欠です。
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ウッドショックへの対応は構造計算が不可欠です。

昨今、構造用木材の輸入が激減する中、国産材の増産もままならず、
木造建築の仕事はあるか材料がない、という危機的な状況が続いています。

そのウッドショックを回避するために、
・輸入材を国産材に切り替える(置き換える)
・本来は梁の材料を柱に用いる。
・強度等級を下げて材料をまかなう
などの対応がとられています。

いずれも、小規模木造(2階建て、500㎡以下)の場合は
違法性はなく、特に責められることでもないと思います。
従来から、輸入材と国産材を、等級の意識なしに使われている
現実からすれば。

しかし、実際には、
・輸入木材より国産の杉材のほうが強度が劣る。
・集成材、製材ともに、本来は柱材と梁材は異なる規格。
・予定していた強度等級が手に入らず、等級を下げる。
いずれも、構造計算をすれば、その違いがはっきりと判ります。

構造計算をしなければ(仕様規定であれば)その違いは
見えません。
また、構造計算をすることで構造材を減らすことが可能です。
さらにその結果、構造計算という付加価値が付きます。

ウッドショックを回避するためには「構造計算」が不可欠であり、
ウッドショックは木造の構造計算が普及する契機になりそうです。
・樹種や等級の変更を構造計算で確かめる
・構造計算することで構造材を削減する
・おまけに「構造計算」という付加価値がついてくる

まさに、ピンチをチャンスに。