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今まで全くノーマークだった介護について。

2018年3月24日 00:00
認知症の診断をうけた母親について、
どうしてあげるのが良いか考える日々ですが、
自分もいい年になったせいか、
自分がどのように老いて死にゆくのが幸せかについても、
つい考えてしまいます。

記憶障害があるのではないかと思うような事象は、
現時点の自分にもたくさん起きています。
脳機能の低下やプチ疾患もあるのかもしれないけども、
感覚的には、すべての事柄を覚えておこうという、
意識や注意深さにかかわるエネルギーが
欠落してきているように思います。
モレなく覚えておこうとする事が、しんどいのです(笑)

現役時代には肩を張って頑張ってきたので、
そろそろ楽したっていいよね。
だってできなくなっちゃったんだもん!
と思えたほうが気持ち良いのです。

厄介なことに、筋肉にしても脳にしても、
程よくストレスを掛けてやらないと一気に老化(退化)してしまうので、
楽したがる自分に忠実に生きていると、
どんどんだめになっていくのかなぁ。

やはり、大切なのは、
楽しく、頭を使ったり体を使う、自分にあった方法を見つけることかな。
達成感などドーパミンの分泌に寄与することにたよって、
様々な負荷を楽しみにする必要があるようです。

自分についても、彼女についても、
それを見つけることが課題かも。

そんなことを考えるようになると、
周りで起きた介護に絡む話も、今までより耳に入ってくるようになります。

相方の友達が、認知症の父親を市に保護(拉致)されてしまったそうです。
なにやら、家で転んで顔中青タン状態だったときに、
本人が行きたがってデイサービスに行ったそうな。
デイサービスのケアマネージャーがマニュアルにのっとって市に報告。
虐待の疑いありとなったようで、
家族は接見も許されないという状態が続き、
数カ月後に問題なしと判断されて帰ってきたときには、
やせ細り、認知症状も遥かに進んで、それはひどい状態だったそうです。

あまりの腹立たしさとやるせなさで、訴訟も検討したとか。
でも相手が行政で、マニュアル通りにやったとなれば勝ち目なく、
余計悔しい思いをしたそうです。。

そんな話を知人にすると、
早い段階から、地域包括支援センターの方としっかりコミュニケーションを図り、
自分のことや被介護者の事、関係や状態を直接知っておいてもらうと、
万が一のときにも誤解を解く一助になるとのことでした。

地域包括支援センターという機関があることを知り、
早速連絡を取って、今後の相談に行ってきました。
介護認定のことや、そのレベルによって受けることができる国の支援(サービス)について、
細かく説明していただき、理解を深めることができました。

要支援や要介護の認定を受ければデイサービスなどに、費用1割負担で行くことができます。
すばらしい国の支援ですが、
そもそもその状態の被介護者を対象に運営するサービスですから、
スタッフ体制や設備、リスクヘッジの機能など相当なコストがかかっています。
1割負担といえど結構なコストになるのです。

その場で認定の申請をしてくれましたが、
デイサービス等を今すぐ受けるかどうかは選択できるとのことでした。

本人の思いを確認すると、
年寄りばかりのところに行くこと自体、気が進まないようなのと、
お金がかかるのがいやという元来のシブチン根性が前に出て、
今のところはパスしたいそうです。

僕の目的は、地域包括支援センターの方との接見と、
行政から見た現在の彼女の位置づけを知ること。そして、
介護サービスに対する知識を得たいということでしたので、
一応目的達成です。

今後のことは、本人と相談しながら、じっくり決めていきたいと思います。