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切り抜き詳細

発行日時
2017-8-20 9:00
見出し
夏祭と蓮まつり
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=5090 夏祭と蓮まつりへの外部リンク
記事詳細
 全国、あちらこちらで一年を通じて様々な祭が行われる。でも単に「祭」というと俳句では夏の季語。その由来は京都の賀茂祭(葵祭)からだとか。春と秋の祭は豊作を祈り、感謝するものだが、夏祭は疫病や水害などの災禍からの加護を祈るものが多い。京都の祇園会がその代表であろう。いわれはさておき、八月の句会に帰った翌日の夕方、兄に誘われて柏原町本町の夏祭へ。昔は通りや広場にやぐらを組んで盆踊りをしたものだが、今は広場での模擬店と軽トラの上での演芸、そしてビンゴゲーム等々。町内の親睦と帰省してきた若者たちの交流の場となっている。  私も何人かの幼なじみと久しぶりに出会い、やんちゃだった頃の思い出話に盛り上がった。  さて、翌日は青垣町の東芦田の江古花園の蓮まつりへ。毎年、蓮の花の見頃の七月末から八月初めにかけて行われている地域おこしのまつりだが、今年はこの地出身の俳人「細見綾子生誕百五十年」を顕彰して第一回江古花俳句大会が開かれることに。細見綾子を師系とする結社に所属していることから、選者を頼まれた。十五年ほど前に休耕田を利用して育てた蓮が、この時に丁度合わせたように満開。木道を巡ると、上品な甘い香りが風に乗って流れて来る。俳句の投句は五十人ほどで、地元の子ども達も投句して、なかなか盛り上がった。午前と午後に女性デュオ「ソレイユ(Soleil)」の演奏もあり、透き通った歌声に蓮の花も葉も楽しそうに揺れていた。酷暑の中、まつりを計画実行された方々に感謝。