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2012年5月3日09:00
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宅配弁当の製造 ワタミ手づくり厨房丹波...
高齢者に優しい弁当を
≪所在地≫丹波市市島町南1105-1
0795・80・3011
東証1部上場の外食や介護、 宅食事業を展開するワタミグループ (本社・東京) の子会社、 「ワタミ手づくりマーチャンダイジング」 が運営する。 2010年11月に丹波市市島町南にオープン以来、 2年目。
丹波センターでは、 日替わりの弁当を1日4万5000食を手作りし、 関西エリアの 「ワタミタクショク」 の営業所に配送しており、 8割が高齢者向け。 各営業所に届けられた弁当は、 「まごころさん」 と呼ばれる宅配スタッフ (業務委託) が一軒一軒自宅に届ける。
センターでは、 本部から送られてきた献 立メニューに基づき、 調理、 盛り付けをしている。 利用者の多くが高齢者とあって、 1食500カロリー (基準)、 塩分2・5グラム以下に抑えるなど工夫。 毎日大量の弁当を作るが、 小萩沢大・センター長 (38) は、 「目の前にお客さまがいると思って1食1食に心を込めて作ってほしい。 お客さまの気持ちになって」 と従業員に呼び掛ける。 センター内には、 「クレームの数をひと月10件以内に抑える」 という目標を張り出している。
全国9カ所にあるワタミファームからも有機野菜を仕入れ、 センターで加工、 また、 地域で収穫した野菜を材料に使う準備も進めている。 センター前のビニールハウスでは、 京丹後市のワタミファームで有機野菜作りの経験を持つ社員が野菜作りを担当。 有機農業の盛んな地域と連携し、 ハウスで働く人の雇用につなげる。
社員10人、 準社員260人の大半が丹波市内から通う。「地元自治会など住民のみなさんには、 オープン以来、 大変お世話になった。 雇用面の協力も有り難い」 と小萩沢センター長は話す。 将来的には5万食の製造をめざす。
【社長】桑原豊【創業】1984年【資本金】44億1000万円【従業員】5068人 (グループ計) 【事業】外食、 介護、 宅食
、 農業、 MD、 環境【年商】1238億円 (以上ワタミグループ全体、 2011年度)
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2012年4月29日08:57
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第284問
丹波市春日町の太田光宣さんが、 29日―5月6日まで同市市島町の米っ粉工房丹波太郎でイタリア料理を販売します。 どんな料理?
1.ピザ
2.パスタ
3.ラザニア
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2012年4月28日16:53
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丹波篠山英信館(居合道)
刀を使う武道 「居合道」。 1989年に結成。 会員は篠山、 丹波、 三田市の7人。 女性も1人所属。 流派は、 全国で最も会員数が多い 「無双直伝英信流」。 範士9段の矢田貝勲さん (丹波市柏原町) が丁寧に指導する。 練習では礼儀を重んじ、 刀の操法を学ぶ。 4段までは模擬刀、 5段から真剣を握る。 出場できる大会は、 英信流のみの全国大会と、 5段以上が出場できる日本居合道連盟の全国大会。 いずれも京都で開かれる。
錬士の谷口哲 (さとし) さん (75) =西八上=は 「年齢に左右されず、 精神修養や健康保持ができるのが魅力」、 1年半前から始めた井関徹也さん (41) =曽地中=は 「武道が好きで5年前のUターンをきっかけに入会。 末永く続けられ、 日常と違うことができるのが魅力」 と話す。
【入会などの問い合わせ先】
事務局 谷口哲さん 090・2014・9416
◆活動日=毎週木曜の午後6時半―8時半◆活動場所=篠山総合スポーツセンター剣道場◆対象=住所地、年齢、性別問わず。
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2012年4月26日08:58
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2診療所独自の試み あしだクリニック・...
丹波市内の2診療所が、 独自性を打ち出した新しい治療・施術に取り組んでいる。 「あしだメディカルクリニック」 (柏原町母坪、 芦田孔院長、 0795・73・1800) は、 内臓脂肪の量をはかる装置を県内で初めて導入し、 肥満由来の病気の予防・治療につなげている。 竹田医院 (市島町下竹田、 竹田淑恵院長、 0795・86・0732) は、 レーザーや押し棒で従来のツボとは異なる場所を押すことで、 慢性的な痛みやしびれを取る、 「遠絡療法」 に取り組んでいる。 同療法を取り入れているのは、 県内に2施設。 (足立智和)
〈あしだクリニック〉内脂測定器を導入 生活習慣病治療に
電気抵抗で、 内臓脂肪の面積をはかる装置を導入。 心電図をはかるように、 両手と両足、 お腹に電極をつけて横になる。 測定は瞬時に終わる。 従来のCTスキャンによる測定は、 被ばくの問題があり、 頻繁にはかりづらかったが、 電気であるため、 内臓脂肪の蓄積経過、 減少具合をこまめにはかることができる。
芦田院長によると、 内臓脂肪の多いメタボリックシンドロームは、 脂肪の蓄積が悪いだけでなく、 内臓脂肪が分泌する活性物質が悪さをして、 糖尿病や高血圧を招く生活習慣病発症のメカニズムが、 徐々に分かってきたという。 そのため、 生活習慣病の治療も、 高血圧には血管拡張剤を、 血糖値が高ければインスリンをという視点でなく、 内臓脂肪を減らし、 活性物質を 「叩く」 ところに変わってきているという。
内臓脂肪検査として、 脂肪量の測定と、 エコーによる肝臓周囲脂肪の検査をあわせて行う。 結果説明もあり、 保険適用。
芦田院長は、 「投薬と食事療法が治療の中心になる。 月1回でもはかって、 正しい減量につなげてもらえれば」 と話している。
〈竹田医院〉「遠絡療法」を実践 「生体の流れ」良く
「遠絡療法」 は、 保険適用外の自費診療。
人間の体内には、 血液、 体液、 リンパ液、 髄液、 神経など、 多くの 「生体の流れ」 があり、 同療法では、 この流れが滞っていることが、 痛みや障害を招いていると考え、 流れを良くすることで、 根本的な改善をはかる。
痛い所を直接触らず、 患部の痛みをもたらしている元にレーザー (2分) をあて、 押し棒で押す (30分)。 薬も注射も一切使わない。
竹田院長によると、 手足、 顔の痛みは、 せきついからくることが多く、 レーザーで 「督脈」 (背中側を流れる経路) を照射する。 押し棒を使った施術では、 例えば、 五十肩の場合は腰、 坐骨が痛い場合は手など、 決まった治療ポイント (経絡) を押す。
知人の医師にすすめられ、 勉強会に2年通って習得した。 痛み、 しびれのほか、 不眠、 めまいなどを訴える患者も訪れている。
「一度で治るものでないので、 継続が必要。 患者さんの不安を取り除けたら」 と話している。 外出時には押し棒を持参しており、 「出先で困っている人を見かけたら、 助けてあげられる。 助けられる技術を持ったことで、 自分自身も助かる」 と笑顔で話した。
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2012年4月22日09:00
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第283問
4月22日、 篠山市議会議員選挙の投開票が行われますが、 今選挙では定数18人に対して、 何人の候補が出馬しているでしょう?
1. 25人
2. 19人
3. 21人
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2012年4月21日16:05
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元祖中津からあげ「もり山丹波店」
塩ダレ有名店の味
丹波市消防本部の隣にある鶏空揚げの専門店。 2年連続 「からあげグランプリ」 の塩ダレ部門で大賞に輝いた、 大分県中津市の専門店 「もり山」 の丹波店。 有名店の味を求め遠方からの来店者も。
しょうゆベースの空揚げが多い中にあって、 同店は、 塩ベースにニンニクやショウガを加えた秘伝の塩ダレ。 化学調味料は使わず、 鶏も国産。
部位別に10種あり、 1個が約35グラムと、 大ぶり。 モモ (100グラム250円) が一番人気。 おすすめは、 300グラム以上ある骨付きモモ (530円)。
客の要望で空揚げ弁当 (500―650円) を始めた。 各部位の盛り合わせのオードブル (2000円から) もある。 待ち時間短縮のため、 電話予約を呼びかけている。
文山秀朗店長は、 「『もり山』 のからあげをご飯のおかずに。 自宅で揚げ物をするのは手間なので、 家事負担軽減に買ってもらえれば」 と話している。
【メモ】午前10時―午後8時。 月曜定休。 電0795・73・1231。丹波市柏原町母坪404-1
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2012年4月15日09:06
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アロマセラピストがボランティア団体立ち...
アロマセラピストの本庄加世子さん (55) =丹波市柏原町北中=が、 東日本大震災の避難者に無償でアロマセラピーを提供するボランティア団体を立ち上げる。 本庄さんは 「多くのセラピストが各地でボランティアをしている。 少しでも力になりたい」 と話し、 有資格者の参加を呼びかけている。
本庄さんは、 昨年から京阪神で活動を始めたアロマセラピストのボランティアグループ 「モンステラの手」 (斉藤幸子代表、 12人) の当初からのメンバー。 これからは同グループの 「丹波支部長」 として、 丹波地域でも活動を行う。
同グループは、 東北から京阪神へ避難してきた人たちに、 体調に合わせたアロマオイルで手首へのアロマセラピーを施してきた。 イベントでも同様のアロマセラピーをチャリティー活動として行い、 全額を赤十字に寄付している。
丹波支部でも、 同グループと同じ活動を予定しているが、 丹波地域への避難者が比較的少ない分、 チャリティー活動に力を入れるという。
本庄さんは 「不安と緊張で手が冷たかった避難者の女性が、 セラピーで徐々に表情がゆるみ、 『こんなに楽な気持ちは、 震災から初めてです』 と言ってくれました」 とやりがいを話す。
活動に参加するには、 アロマオイルの調合ができ、 アロマセラピーの1級に準ずる資格を持っていることが条件。 協会は問わない。
本庄さんは 「道具などがない場合は私のものを使って下さい。 技能を生かして人のためにできることを一緒にしましょう」 と話している。
本庄さん (080・5635・2967)。
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2012年4月15日09:01
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第282問
春季兵庫県高校野球丹有支部大会で、 篠山産業高校が優勝を果たしました。 何年ぶりでしょう?
1.6年ぶり
2.21年ぶり
3.14年ぶり
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2012年4月14日16:41
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農家の店「ひまわり篠山店」
昨年12月、 鳥取県に本社を持つ農薬卸会社直営の農業専門店の県外1号店としてオープン。 農薬や肥料、 農業用資材、 タネ、 苗など専門店ならではの豊富な品揃えが特長。 農薬メーカーOBの店員が、 農薬の正しい使い方や効果的な使用法などをアドバイスする。
水稲、 黒豆、 山の芋など、 篠山の特産物の病虫害や、 獣害対策などの相談も受け付ける。
同店オリジナル商品 「健康な土」 で育てた、 夏野菜の苗も豊富に取り揃える。 農家だけでなく、 家庭菜園の愛好家にも親しまれる店づくりを目指している。
鳥取から移住してきた谷本佳之店長 (34) は 「地域のニーズに応え、 気軽に来ていただけるアットホームな店にしたい」 と話している。
【メモ】篠山産業高校前の県道を西紀方面に約400メートル。 営業時間は午前8時―午後6時。 無休。 電079・556・5991。 会員カード (入会・年会費無料) は1000円ごとに1ポイント。 30ポイントで500円引き。篠山市野尻280-1
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2012年4月12日10:08
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野田首相が柏原病院を視察 「守る会」ら...
野田佳彦首相が4月7日、 県立柏原病院 (足立確郎院長) を視察した。 社会保障と税の一体改革を進める中で、 地域医療の在り方について関係者と意見交換するのが目的。 同病院が小児科医不足に直面した際に、 地域の母親らが立ち上げた、 開業医と病院を使い分けることで勤務医の負担軽減に努めようと活動する 「県立柏原病院の小児科を守る会」 の活動の様子を聞き、 「地域医療を守ろうと、 提供する側と受ける側が一体的に取り組んでいる先進的な地域。 医療サービスを受ける側の高い問題意識があった。 一体改革の議論の最中であり、 大変参考になった」 と述べた。
意見交換には、 「守る会」 の丹生裕子代表、 井戸敏三県知事、 柏原病院に多くの医師を派遣している神戸大学医学部附属病院の杉村和朗病院長、 足立院長、 辻重五郎丹波市長、 田中潔市医師会長、 水岡俊一総理大臣補佐官 (参議院議員) が出席した。
野田首相のあいさつに続き、 井戸知事が県の医療提供体制、 足立院長が同病院の状況、 丹生代表が同会の取り組みをそれぞれ報告した。
「意見交換のようすを参考にしたい」 との首相の意向で、 首相は質問せず、 司会の大野伯和同病院副院長が出席者に投げかけた、 「県立柏原病院の今後の診療機能回復にどのように取り組むか」 「今後どのような診療機能の充実が必要で、 どんな方策をとっていくか」 の2点の議論を聞きとり、 時折ペンを走らせた。
会で取り組んでいる、 医療者に感謝の思いを伝える 「ありがとうメッセージ」 を説明する丹生代表から、 「総理も、 かかりつけのお医者さんなど、 普段お世話になっている方にカードを書かれてはいかがでしょう」 と水を向けられると、 表情を崩し、 笑みを浮かべる一幕もあった。
意見交換終了後、 色紙に 「素志貫徹」 と揮ごうし、 参加者と記念写真に収まった。
初めて 「守る会」 の取り組みを聞いた杉村病院長は、 「感動を受ける話で、 非常に分かりやすい説明だった。 他の領域にこれを広げていけたら」 と話していた。
野田首相は懇談に先立ち、 足立院長の案内で、 同病院の小児科病棟を見学した。
【野田首相講評】住民が問題意識持つと変わる
杉村先生が言われたとおり、 地域が元気でないといけない。 国も厳しいが、 地方に対する配慮を常に行うことが、 医療を取り巻く質の環境整備と思っている。
どうしても予算の制約がある。 なるべく社会保障に充てようとしているが、 その分、 科学技術は伸びない、 教育は伸びないという中で、 足を引っ張る事態がでてきている。 社会保障の必要なところにお金をあてるためには、 安定財源を確保しながらやっていくということをやらないと、 トータルで変わらないのでは。
志をもった医療を供給しようとする人たちと、 問題意識を持ってこの問題を解決しようとする、 サービスを受ける側の協働作業が必要だとずっと思っている。 根本的には政治が変えないといけないのは分かるが、 コンビニ受診を改めていこうということは、 本当に素晴らしいことだと思うし、 住民が問題意識持っていると、 変わることがいっぱいあると思う。
自分の些細な経験だが、 長男が幼児の頃、 のどにアメを詰めた。 何も知らなかったら、 病院にかけつけたり、 医者にいったり救急車を呼んだりだったろう。
たまたま直前に、 本で対処法を読んでいて、 その通りにするとアメが出た。 些細なことだが、 自分たちで一定の知識を持って、 子育てに対応していく。
かかりつけ、 大きな病院にかかる、 という整理が親の側にできる環境整備が必要なんだろうと思ったし、 その問題意識を持っている人がこの地域にたくさんいらっしゃることは、 尊敬する。
【丹生代表手記】みなさんの励ましになれば
3月初旬に、 官邸から 「政府の人間をそちらに連れて行きたい」 と連絡がありました。 後に、 総理大臣だと分かり、 大変驚きました。
国会の都合で延期もあると言われ、 詳細が分かったのは1週間ほど前。 井戸知事の県の医療事情の説明の後、 足立院長と私がそれぞれ8分ずつ、 取り組みを説明するよう言われました。
当日、 総理の到着が15分遅れ、 発表時間が5分に短縮されました。 毎週病院に手作りの軽食を差し入れている 「たんば医療支え隊」 など、 他の住民グループの活動を総理にお伝えしようと思っていましたが、 割愛しなくてはいけなかったのが心残りです。
国に何を望むか、 と尋ねられたら答えることを事前に2つ考えていました。 1つは、 大学など医師教育機関への予算の増額。 もう1つは、 少しでも知識をつけ、 自分の体を自分で守れるよう、 小中学校の教育に 「医学」 を取り入れられないかと提案すること。 話の展開上、 後者は伝える機会がありませんでした。
現場で頑張っておられる神戸大学病院の杉村病院長、 足立院長、 辻市長、 田中医師会長らが、 直接総理に声を届ける機会を持つことができ、 本当に良かったと思っています。
丹波の地域医療を守る取り組みをお伝えすることができ、 「今後の参考にしたい」 とおっしゃっていただき、 うれしく思いました。
この丹波訪問が、 全国で地域医療を守り支えようと頑張っておられる医療者のみなさま、 行政のみなさま、 そして住民のみなさまの励ましになることを願っています。
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2012年4月7日17:00
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アロマセラピーサロン「天色の月」
本場のアロマセラピー
アロマセラピーの本場であるイギリスの資格を取得した本庄加世子さんが、 昨年6月に開いた。
体調や既往症を聞いて、 ラベンダーやベルガモットなど、 植物から抽出した50種の精油から3つほど選び、 アーモンドなどの植物油に混ぜて、 その人にあったアロマオイルを製作する。 全身をほぐすように塗り、 皮ふや鼻から香りを体へ吸収させ、 心身をリラックスさせる。 その後、 ゆっくりと覚醒した利用者に、 普段でも実践できるアロマセラピーをアドバイスする。 利用する女性は4―75歳で、 アトピーやリウマチなどが和らいだという。
本庄さんは 「アロマを通して、 体調を良くするお手伝いをさせていただきたいです」 と笑顔で話している。
【メモ】柏原駅周辺の国道176号から北中大橋へ、 道なりに進みクレハ(株)横の交差点を右折してすぐ。 柏原駅からの送迎もある。 営業時間午前10時―午後6時(要相談)。定休不定期。電080・5635・2967
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2012年3月31日16:23
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カフェ「いなぽんて」
「桜」メニュー登場
2010年に篠山商店街の中心地にオープン。 篠山らしい飲み物やスイーツが食べられることもあり、 観光客だけでなく、 地元客のリピーターも多い。 店内にカウンター席、 商店街を見渡せるオープンデッキの席も用意。 テイクアウトもできる。
人気の 「ソフトクリーム」 (250円) は、 黒豆、 バニラ、 ミックスから選べる。 春メニューが豊富。 カフェラテに桜のソースをかけた 「桜ラテ」 (300円)、 炭酸の 「桜スカッシュ」 (同)、 黒豆のケーキとパイ、 バニラソフトに桜のソースをかけた 「丹波パフェ」 (同) のほか、 土日限定の 「桜菓子セット」 (350円) は、 黒豆茶、 桜きんつば、 桜せんべいがついている。
担当の永井望さん (31) は 「春らしいメニューを取り揃えているので、 気軽に立ち寄ってください」 と話している。
【メモ】篠山商工会館1階の篠山特産物土産店 「昭和百景館」 の一角。 営業時間は、 午前9時―午後5時 (11―4月)、 午後6時 (5―10月)。 無休。 電079・552・5555。 篠山市二階町58―2(昭和百景館内)
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2012年3月1日10:39
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介護施設「イーケア三田」代表取締役 中...
父の気持ち受け継ぐ
(なかやま まさひと)神戸市在住
1955年 (昭和30) 丹波市山南町谷川生まれ。 西宮市立西宮東高校、 大阪商業大学卒。 阪急百貨店を経てミドリ電化に勤務の後、 2002年に退職。 04年に介護施設をオープン。 ふるさとひょうご創生塾13期生。 市民活動 「音楽グループ陶木(とき)の風」 代表。 「ひょうご花育ねっと」 事務局長。
三田市でデイサービス・ショートステイなどの介護施設を経営する一方、 オカリナやギターを演奏し、 時には講演もする。 持ち前の明るさとユーモアで笑いを広げる。
大学卒業後、 阪急百貨店で小売業の本質を学んだ後、 ミドリ電化に転職し総務・管理・経理・財務を経て後半は店舗開発を中心に24年間勤務した。 現在の仕事は父親 (故中山和人) の遺志を受け継いだもの。 当時父は、 「呆け老人をかかえる家族の会」 (現在は認知症の人と家族の会) の兵庫県支部設立に向けて県内の隅々まで、 行政や福祉関係機関・団体を訪問して賛同者を募った。 認知症の理解度も低かった中で、 市島町の人たちの熱い協力により、 1994年に兵庫県支部を設立し、初代支部代表に。現在は徐々に賛同者も増え、 280人を超えた。
「9年前に、 その父親も亡くなったが、 亡くなる前年に 『これからはもっと認知症の人が増える、 安心して暮らしていくには地域のつながりが必要』 と聞き、 ふるさとに貢献できる仕事や活動がしたかった」 と転職を決意。
1月に、 丹波市ボランティア協会の研修会で講演。 その中で所属する緑化団体 「ひょうご花育ねっと」 で取り組む神戸電鉄南ウッディタウン駅前整備活動にもふれ、 「100円ショップの弁当箱を使用して簡単に安価で種を育てる方法」 をアドバイス。
現在は近畿大学豊岡短大通信課程で社会福祉士をめざす学生でもあり、 社会企業家が目標。
「子供のころ、 夏休みになれば丹波の川や山で遊んだのが思い出。 私の活動で何かのお役に立てればうれしい」 という。「高齢者の介護だけではなく、 音楽や花を通じて人の心を支えたい」 とほほ笑んだ。
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2012年2月2日09:01
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消防用ホース、シートベルト製造 芦森工...
品質管理で良い生地を
≪篠山工場所在地≫篠山市西町40-2
079・552・1177 http://www.ashimori.co.jp
東証一部、 大証一部上場の消防用ホース、 自動車用シートベルトを主力に製造する産業用資材メーカー。 篠山工場 (近藤正生工場長) は、 1946年に設立された。 パートを含めた従業員数は45人。 篠山市在住者が大半で、 消防用ホースなどの生地を生産している。 ホースは、 消火活動に使われるほか、 ゴルフ場の散水にも使われている。
工場内では、 繊維メーカーから購入したポリエステルの糸を織り機 (サーキュラー) に装着し、 筒状に織っている。 同ホース製織工場内には、 織り機が20台設置されており、 20台がフル回転すると1日で、 4000㍍の生地が織られる。 篠山工場で作られた生地は、 大阪工場で組み立てる。 樹脂を張り付け、 水圧をかけて反転、 印刷などをして仕上げている。
ホースやシートベルトのほかに、 船に車を積んで輸出する際に使うベルト「タイトナー」、保冷車などの荷物をパレットごと移動できる 「エアーロール・システム」などに、篠山工場で製造する生地が使われている。組織は、自動車安全部品製造部、 防災製造部、 産業資材製造部に分かれている。 「ここで作る製品は、 完成品のベースになるもので、 不良品を出さないように品質管理に重点を置いている。 製造効率を上げて、 コストダウンをはかれるように日ごろから考えようと、 従業員に呼びかけている」 と同工場次長の加藤篤史さん。 ISO9001 (品質管理の国際規格)、 ISO14001 (環境マネジメントシステム) も取得している。
【取締役社長】缶 (ほとぎ) 文雄【創業】1878年【資本金】83億8800万円【年商】398億円 (2011年3月) 【事業所】本社 (大阪市西区) 東京支社、 大阪・篠山・福井・浜松に工場、 中国上海に事務所【従業員数】約800人【事業】自動車用シートベルト、 エアバック、 各種産業用繊維資材、 消防用ホース、 管路補修システムの製造・販売
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2012年1月22日08:54
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阪急洛西口JV工事事務所長 三谷隆一さん
阪急線の高架化推進
(みたに りゅういち)川西市在住
1954年(昭和29)三田市生まれ。 73年篠山鳳鳴高校卒業後、 関西大学工学部土木工学科に入学。 卒業後77年に鹿島建設に入社し、 関西支店に勤務。 2007年から鹿島建設・間組、 吉村建設工業共同企業体阪急洛西口 (Ⅰ工区) JV工事事務所長。
大手建設会社で下水道、 道路整備など様々な事業に携わった。 今は、 京都市の 「阪急京都線連続立体交差化事業」 を、 阪急電鉄から第1工区 (全長2キロのうちの700メートル部分) を請け負う。
工事現場は、 桂駅南側から洛西口駅方面に至る区間。 山陰街道 (京都市道) と久世北茶屋線 (京都府道) の両幹線道路が平面交差し、 京都市内でも有数の渋滞区域。 両路線に踏み切りのある阪急線の高架化によって、 交通渋滞や踏切事故の解消をはかるのが事業の目的。 「工事の完成後は、 町の景観も良くなる。 線路西側の道路には、 自転車歩行者専用道路も設置する」。
大学受験をひかえた高校3年生のころ、 経済状況が悪化した。 「不景気になれば公共事業が増え、 景気が良くなれば、 民間事業が活発化する。 土木に進めば後世に残るものを作れるし、 将来は安定するだろう」 と思い、 土木工学を志望した。
阪神淡路大震災のときには、 不通になった阪急神戸線の復旧工事を工事事務所次長として撤去・新設まで5カ月間の突貫工事で完成に導いた。 「材料調達などが困難な中で、 工事を早期に完成できたことが大きな自信になった。 その後に、 しんどいことがあってもやればできるという気持ちになった」 と話す。
部下や下請けなど現場を支える人のチームワークを一番に心がけており、 声をかけ合って士気を高めている。 「それぞれの現場によって長さ、 高さ、 形の違う物を現場で作りだすのが醍醐味。 しかも、 インフラ整備によって、 社会のために役立つ」 と仕事の面白みを強調。
「高校3年間、 過ごした篠山の町に行くと、 昔と変わらない町並みや雰囲気に癒やされる。 同級生とのゴルフも楽しみ」 とニッコリ。
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2012年1月21日15:01
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アスコザパークTANBAサッカーサークル
「子どもたちにサッカーの楽しさを知ってもらおう」 をモットーに活動する。 メンバーは、 丹波市内の小学1―6年生まで約30人。 練習は週に1回。 土日は、 野球や空手など別のスポーツをしている子どもが多い。「何をしたいか自分の考えをはっきり言えるようになってほしいので、 仲間の一人として対等な立場で子どもたちと接する事を心掛けています」 と指導する山田昌史さん。
保護者からも 「自分から進んで練習に行きたいと言っている」 「遊びの延長で楽しんでいる」 といった声が聞かれる。 昨年には課外授業として 「INAC神戸レオネッサ」 の試合観戦ツアーを実施した。
【入会などの問い合わせ先】
担当 山田昌史さん 0795・85・6066
◆活動日=毎週木曜日午後6時―7時半◆活動場所=アスコザパークTANBA (丹波市市島町与戸) ◆対象=幼稚園児―小学6年生◆参加費=1回800円 (一般クラスは7時半から活動、 1回500円)
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2012年1月8日09:03
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春日食文化研究会
地産地消を掲げて活動し、 発足13年になる。 地元の春日文化祭の 「いも煮うどん」 はすっかりおなじみになり、 ファンも増えた。 数年前に会員が山形県の日本一のいも煮会を見学し、 試食した味をアレンジした。
会の普及啓発活動として、 健康講座も開いている。 会員が薬やサプリメント、 健康な土づくりによる野菜栽培などについて講演し、 一般に参加を呼びかけている。 「様々な職業や経験を持つメンバーが集まっており、 地域のみなさんとともに、 学習を深められれば」 と柿原義孝代表 (丹波市春日町中山) は話している。
メンバーは、 30―80歳代までと幅広く、 世代を超えた交流の場になっている。 食や健康問題に関心のある人の参加を歓迎。 地域外の食文化を味わう研修で、 親陸も深めている。
【入会などの問い合わせ先】
代表 柿原義孝さん 0795・75・1624
◆活動日=3月の総会のほか、 講演会、 文化祭など年3回程度◆活動場所=春日地域が中心◆会費=2000円 (1年)