ポールヘニングセンが、3枚シェードのシステムを開発したのは1925-26年、今から90年以上も前のことです
90年以上も前に、この美しい照明システムの骨格部分が完成していた、という事実に驚かされます
後に「近代照明の父」とまで言われる様になったポール・ヘニングセンは
これらを、生涯を通し重要なテーマとして追求していました
その解決策として、シェードの曲線に対数螺旋を使用することに至ります
対数螺旋を用いることによって、シェードの曲面全体になだらかな配光を得ることに成功したのです
このなだらかな配光は、シェード内面が反射する拡散光と合わさって、グレアと影のコントロールを可能にしました
各シェードが反射する光量は、光源との距離が大きくなるにつれて均等に減少します
このガラスシェードは、「クリア+乳白色+クリア」の三層構造です
一番外側は光沢のあるガラスで覆われていますが、シェードの内側は光の反射をソフトにするために、サンブラスト加工がされています
その効果で、下方にはグレアのない柔らかい光をたっぷりと届けながら、上方へはソフトな透過光が広がり、周囲の空間に美しい雰囲気を与えます
2002年に復刻されたこのフロアランプですが、写真のブラック・メタライズド仕様は、2017年に新たに追加されたものです
1つそこにあるだけで、途端に空間を上質にするポール・ヘニングセンの照明
日本人には馴染みの浅いフロアランプですが、インテリアに加えると、更に洗練された空間に変わります
商品名:PH 3½-2½ FLOOR
デザイン:POUL HENINNGSEN
メーカー:Louis Poulsen|Denmark
サイズ:φ330×H1300㎜
器具:E26 LED電球(白熱電球 60W相当)|2500㎜ のプラグ付き黒色コード|中間フットスイッチ
材質:三層吹きガラス|真鍮|スチール
カラー:シルヴァー・クローム|ブラック・メタライズド|真鍮メタライズド
価格:¥187,000~199,000+Tax ※仕様により異なります
画像商品
ブラック・メタライズド ¥199,000+Tax
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