「さくら前線」・・・。

　今年はいつもより早いとか、今日はどこそこまで開花したとか。桜によって人々は春の訪れや去りゆく春を感じたりするものです。

また、出会いや別れ、始まりや終わりを胸中に思い浮かべることも様々で、桜ほど人生を物語る花木もないでしょうね。

　年年歳歳、花相似たり。。。

今年の春もいくつかの出会いや出発がありました。毎年のように花は咲くけど、それはけして当たり前ではない。一つ一つが掛け替えのない出来事で、だけどもそんな出来事を開けても暮れても繰り返しているんだよなあ・・。

　写真は昨夜、近所の公園で見た宴の後の桜です。ひっそりとした美しさ。今度の雨で散ってしまうのだろうかと。

憧れの秘密基地・・・。

ブログで公開しながら秘密もあったもんじゃないと思いつつ

コトスが繰り出すミニガレージを紹介します

名付けて「男のガレージ」

思いっきりベタでしょ　(笑)　

　　　　　※写真は展示用でサイズが小さいです　床張りはオプション

バイク・自転車小屋、趣味部屋（他人に言えるもの、言えないものも）、瞑想室とか。。。

ええ年こいたオヤジのそっと一人になれる、あるいは数人でワイワイする場所をお探しのあなたに。

あ、ちなみにタイトルのコトスの「男」シリーズですが、現在次のアイテムはまったく未定です

　　♪　聞こえる　８０５たんば　♪

少し前になりますが地元のラジオ局、「コミュニティFM　８０５たんば」にお茶を濁しに行ってきました。

　丹波市商工会氷上支部の取り組みについてお話しするという３０分間の番組だったのですが、いやー、緊張して頭が真っ白け。マイクも目に入らなくなって、ついマイクから遠ざかってしまい、私の音声だけが聞こえなかったらしいです。

写真は本番前の「一見、余裕あるよね」の図　（笑）

でもね、いい経験だったかと思います。

伝えられなかったメッセージは、丹波のいいところを見つけ出して、もっともっと発信していこう・・・でした。

　　♪　８０５たんば　届け君のもとへ　♪

足掛け９年、走行距離およそ２０万キロ。社用車として頑張って走ってくれたＨＯＮＤＡのフィット。社内では青フィットと愛情を込めて呼んでいた。

いつも見学会の準備では、家具や調度品、販促グッズなど満載で、運転席以外のあらゆる室内スペースが荷室となった。コンパクトなのにユーティリティ高くて頼もしかった！

残念ながらその思い出のフィットとはお別れできなかったけど、新しくやってきたＳＵＺＵＫＩのスィフトの活躍に期待しよう。

チャレンジする気持ちと、多少の遊び心を乗せて、これからコトスの社用車としていろんな所を颯爽と駆け抜けてほしいね。

恒例の薪割りとダッチオーブン料理教室。

ダッチオーブンの方は一応、拙者が講師をつとめレシピを紹介する手筈だったのだが、

それも最初だけ。

ファイヤープレイスで焚火を囲めば井戸端ならぬ炉端の世間話に花が咲く。

教室の体裁はもうどこにもなくて、焚火の炎がパチパチとはぜるように

饒舌な会話が続くんだ。

視線の先には炎とダッチオーブン。中には大きなチキンが入っている。

―　待つ間が花　―

皮にパリッと焦げ目が入るまでの小一時間、美味しいものを待ってるとき、

人はなんておしゃべりなんだろうと感心しながら、

私は目を細めていたのだ。

さあ、できたよー♪

幸せがピークに到達する瞬間だ。これだからダッチオーブンはやめられないのだ。

ほかにメニューは「キャベツのベーコン煮」「フライドチキン」「スペイン風オムレツ」。

こんな料理も全部ダッチオーブンと焚火があればできてしまうんです。

宵えびすは好天の週末土曜日。

人・人・人で大賑わいだ。

おまけに正門へ続く参道には国際色豊かな露天が軒を連ねていて、

おめでたい熱気が溢れ返っているようだった。

♪商売繁盛で笹もってこい♪　　掛け声がとても景気よくてワクワクさせられる。

舞い上がった気分で引いたおみくじは「吉」とでた。

どれどれ・・・（いいことだけ書く）

【願望】　　かなう　　　【待ち人】　　来る　　【商い】　　今の仕事が一番良い♪♪　とな。

なんか嬉しいですよね。　　　一年の始まりに、ふくふくといい気分にさせてもらいました。　　

とはいっても、巨大なレプリカなんだけど（あたりまえか！）。

長ーい首を見上げていたら、今年一年の記憶がよみがえった。

新しくスタートしたプロジェクト（そんなたいそうなモンじゃないけど）や、お叱りを受けたこと。

個人的に始めた趣味とか、初めて経験するいくつかの頭を悩ませる問題とか。

ふーっ、いろいろあったな。

色鉛筆を丁寧に削って、暖色から寒色へと揃えてケースに戻すように振り返ると、結局のところいつもと大して変わらないのだ。

たぶんここまで人生の５０年、それに今から何年続くかの道程では、日々日常のデコボコなんて些末なことなのかもしれない。

―　まあまあかな　―

なんて思う。長ーい首で少し高いところから見てみるのもいいんじゃないかなと。

これが今年最後の上棟だった。

開口部から見える景色だけでも

この家で暮らす意義を見出すことができると思う

夏には夏の景色があり

秋には秋の風情がある

ポカンと時間が空いた休日の昼下がりなどは

窓の外に迫りくる紅葉を楽しみながら

読書を決め込むなんて・・・

ちょっと贅沢だと思いませんか

休日はバイクで山へと出かける、その繰り返し

一人でブラブラして何が面白いのか？

よく聞かれます。。・・・が、うまく答えられない

楽しいとか、面白いとかじゃないんでしょうね

たとえば、林道で不意にイノシシさん御一行にでくわす

濡れた枯葉にタイヤを取られそうで

ときどきヒヤっとしたり

たとえば山頂で持参したクッカーやバーナーを駆使して

作る山ごはんの美味いことったら

ゆっくり過ごして、夕陽を見送ったらそろそろ帰ろうかとか

その道中に、今度はシカさん御一行とばったり！なんて

そのひとつひとつに特別な意味は見つけられなくとも

なんか、ゆっくりしたなぁ・・・という一日

それをコトス的オフと私は呼んでいます　　勝手に　(^^)/

家って何なんだ

自然は、暮らしは、人とはいったい何なんだ

「ほっとする生活」や「自然体の暮らし」を

私たちはずっと考えてきた

もっと丹波らしいライフスタイルを創りだせないんだろうか

私たちは想像しつづけた

丹波を、この杜と水のふる里を、もっと身近に感じていたい・・・

その想いがオリフシ計画によって描かれ始めました

オリフシは「小さな丹波をつくる」

人は自然や隣人や地域とやさしく繋がって暮らしているんだ

コトスが理想とする美しい暮らしと風景を

このオリフシに込めました

四季折々に、暮らしの節目に、美しい丹波を感じていたい・・・オリフシ

近隣在来のアーティストとかクラフト作家のみなさんが集ってマーケットを開くというイベントが恒例となっている。

シルバーウィークはいかがお過ごしでしたか？

私は丹波とその周辺の近いところばかりをぶらぶらと羽を伸ばしてきました。

訪れた先々で私の目を奪い、こころを躍らせるいくつもの風景は、

初めてなのに懐かしくて、懐かしいのに新鮮な印象を与えるものばかりでした。

―　天橋立　―

―　多可町岩座神（いさりがみ）棚田の案山子　―

―　亀岡市　ドゥリムトン村の羊と建物　―

子どもの頃、あるいは若かりし頃にあまり旅の経験を積んでこなかったことを

今、この歳になって少しづつ埋めていくように、プチ行脚を重ねています。

そして改めて想うのは・・・

やっぱり田舎の、丹波の秋は最高だ！　　であります　(^^)/

去る８月２９日はオリフシ村のコンセプトハウス、「のこのテラス」をオープンした。

そもそもオリフシとは・・・　"四季折々に、暮らしの節目節目に美しい丹波の自然を感じながら暮らそう・・"

というコトスの願いが元になった造語だ。

柔らかい語感と、何かありそうな予感と、個人的にとても気に入っている。

かてて加えてコトスの家づくりは、いや暮らしづくりはかくありたい！との思い入れの強さによって進めてきたオリフシ計画だけに、新しいコンセプトハウスのオープンは感激ひとしお、嬉しさ1,000％！だった。

オリフシ村にはいくつかルールがある。

たとえば「地元、野上野（のこの）地区の自治会に入ること」、

「居住者はお互いの敷地境界に塀や垣根などを設けてはいけない」、

「居住者は定期的に協力して村内の掃除、メンテナンスを行う」などだ。

一見、今どきなプライバシー優先の暮らし方に反していると思われるだろう。

実際、興味を持ってアプローチしてきた人でも、このルールを聞くと潮が引くように帰ってしまったという例もある。

けれどもオリフシのためにはそれでいいと私は思う。

地球上のどこで暮らそうと、人との関わりなしには生きていけない。

関わり方はひとそれぞれだけど、その土地で暮らす覚悟を決めたなら、地域とも環境とも親しくなった方がいいのだから。

それに異論がある人はオリフシ村を選ばないわけで、私たちコトスはオリフシ村の住人が安心して仲良く暮らすために、フィルターの役割を担っていこうと考えている。

さあ、秋には、10月の中ごろにはいよいよオリフシ村のオープンだ。

そよそよと風も心地よい春日部の里で美しい丹波の自然あふれる暮らしが始まる。

待ってても、なかなか近づいてくれないのが自然。

だけど自らオープンマインドで接すれば、たとえば冷たい川に靴を脱ぎ、ズボンの裾をたくり上げて、そっと足を入れるように歩み寄って行けば、ひょっこり意表をついて「近い！」と実感できます。

「オリフシ村」にもそんな光景がそこかしこに現れました。

何よりも先に鳥が近づいてきた。「おー、こんなところに新しいオアシスができてるゾ」と鳴いたかどうか・・・。

ここでは鳥の方が先住民なんだな　(#^.^#)

遠方なので当然「施工可能範囲ですか？」となるのだが・・・。

こればかりは地図を睨んだところで分からない。距離的には無理はなくても、周辺環境や道路状況など。

やはり一度は足を運んでみないと判断できないのである。

そして、そんな物理的な条件とは別に、こんな町で仕事してみたいだとか、この要望に是非応えたいだとか、エモーショナルな部分で行くべきか、行かざるべきか困惑してしまう。

さて、この現場。明石市大久保町。遠くへ来たもんだと思う。ちなみに事務所からここまで高速道路を使わずに下道だけで来たところ所要時間は１時間２０分だった。それは遠いとも近いとも言えない微妙な時間だった。

行くべきか？どうしたものか？

まだ決まりもしない仕事だが、ともあれ、ああでもなければこうでもないと考えているも仕事の面白味なのだ。

むりやりオチをつけてしまった((+_+))

同町へは、私の住む氷上町から清水坂トンネルを抜けてラベンダーパークを横目に林道を下り切ると行ける。時間にすれば車でものの２０分たらずの距離だ。

二年前は清水坂トンネルはまだなかった。だから多可町へ行くにはぐるーっと北回りの青垣町経由か、南回りの山南町経由か、いづれにしても随分遠回りしなければ行けないところだった。

前置きが長くなったがともかく先日の上棟は、コトスの第３４期（2015年7月～）の記念すべき第１号だ。

初夏のさわやかな朝ぼらけ。

現場へ向かう道中では鹿の親子に出くわした。

彼らからすれば私はまだまだよそ者だが、これからお世話になるよ！と一言声でもかけてやりたい、なんとなく高揚した気分で上棟の現場へ急いだのだ。

いよいよ夏がやってくる！

今回、柏原町で開催したリフォーム現場の見学会。この家には三つの居心地良いスペースがありました。

その一つは四畳半の和室で、畳床と同レベルに設置した窓から見える景色の微妙な低さが心地良い。

そして、家事コーナー。従来よりも横幅を広くとった。子どもたちが、あるいは親子が椅子を並べてそれぞれ机に向かっても、十分なゆとりがある。時には本を読むとか、音楽を聴くとかもよい。マルチに使える家事コーナーなのだ。

もう一つ、北側のプライベートヤードに面したウッドデッキが秀逸だった。見学会当日は夜半から明け方まで降り続いた雨が上がり南の掃出し戸から涼しい風が入り込んでいた。その風が北側へストンと何の抵抗もなくすり抜けていく感じ。開口部から得られる外の情報はいっぱいある。葉擦れの音、水の色、土の匂い。これらが心地よく入り込むリビングのなんと爽やかなことか。

この三つの心地よいスペースがリフォームの可能性を大きく感じさせる工事だったのです。

春日町野上野オリフシ村の現場は、造園工事が真っ盛りです。

小さな丹波がモチーフなので、じゃあやっぱり水と杜のふるさとでしょ！

・・てなわけで、ありったけの空想力で丹波の魅力をちりばめながら、小さな村づくりに取り組んでいます。

・・・さて、みなさんどんなふうに見えますか？山里の緑と小川の回廊。

写真は今朝の現場のものですが、うーん・・ええ気持ちやぁ！と背伸びしたくなるような・・

青空の下、すがすがしいオリフシ村でした。

春日町野上野オリフシ村の現場は、造園工事が真っ盛りです。

小さな丹波がモチーフなので、じゃあやっぱり水と杜のふるさとでしょ！

・・てなわけで、ありったけの空想力で丹波の魅力をちりばめながら、小さな村づくりに取り組んでいます。

・・・さて、みなさんどんなふうに見えますか？山里の緑と小川の回廊。

写真は今朝の現場のものですが、うーん・・ええ気持ちやぁ！と背伸びしたくなるような・・

青空の下、すがすがしいオリフシ村でした。