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切り抜き詳細

発行日時
2017-11-20 21:19
見出し
基礎配筋検査
リンクURL
http://www.ashida-as.com/modules/blog/?p=4601 基礎配筋検査への外部リンク
記事詳細

秋を飛び越して冬になってしまいましたね。

寒さで凍えそうですが、外で働く職人さんはもっと寒い。

そんなこんなで、先週末は基礎配筋検査でした。

基礎は鉄筋コンクリート造です。

鉄筋コンクリートは人間の骨と筋肉の関係に良く似ています。

さしずめ鉄筋は骨、コンクリートは骨を包む筋肉と言った所です。

鉄筋は文字通り鉄ですので、空気に触れると錆びます。

アルカリ性であるコンクリートで包まれることで、鉄筋の腐食を

防ぐのですが、ある一定以上の肉厚があって初めて

そのような性能を発揮します。

その肉厚のことを「被り(かぶり)」と呼び、コンクリートが

直接土に触れる部分か否かで、被りの厚みは変わります。

土に触れる部分では被りの厚みは多く必要になります。

そのために、基礎底のコンクリートの被りが重要になります。

しかし、一般的には基礎の底は石が敷き詰められ、それを

均しただけの状態のため、凹凸が多くなります。

そのためAのポイントとBのポイントでは、コンクリート下端の

被り厚さが違ってきます。

こうなってしまうと、何を基準に下端の被り厚さを判断すれば

いいのか分からなくなります。

そのために、私共では基礎のコンクリートを打つよりも更に下に

「捨てコンクリート」と呼ぶ下地となるコンクリートを打って貰っています。

しかも基礎のほぼ全面にです。

全面に捨てコンクリートを打つ現場は少ないようで、

基礎屋さんからは少し疎まれますが、慣れればこれが普通になります。

少し基礎の値段は上がりますが、鉄が錆びてコンクリートの劣化が

早まることに比べると知れています。

耐久性を保つための投資とお考え頂きたと思います。

基礎配筋基礎配筋2