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切り抜き詳細

発行日時
2016-8-12 21:19
見出し
『熊本地震による木造建築物の被害調査報告会』を聴講しました。
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記事詳細
『熊本地震による木造建築物の被害調査報告会』を聴講しました。

熊本地震調査報告建築学会近畿木造

建築学会の近畿支部木造部会よる調査と報告です。

改めて、日本史上、最大級の地震であることを感じました。

・震度7が2回、震度6が4回、熊本地方の狭い範囲で起こっています。
 (もう1回、震度6が起こってますが、これは阿蘇地方に分類されています)

・地表地震断層の変移量が最大で2.2m(阪神淡路大震災の、野島断層が2.1m)

・震度6の発生範囲が約50km
 (これは阪神淡路大震災より少し狭い感じですが、その分、狭い範囲に集中して 
  いたということで、建築物にとっては厳しい地震ですね)

などなど、たいへんなことが起きていたと、改めて怖くなりました。

建物の被害で一番驚くのが、建物の移動、柱脚の移動量です。
石場建とか、土台が礎石に緊結されていないとか、伝統工法の
建物が50cm以上も、動いているんです。
飛び跳ねた、ってことでしょうか?

参加者の皆さんは、この、伝統工法の建築物の被害や耐震要素の
挙動、それに柱脚に、特に興味がおありの様子で、ここに質問が多く、
議論が盛んでした。

私としては、築15年未満の現代木造の被害について、
どの程度?なぜ?今後の対策は?
など、お聞きしたかったんですが。

まだまだ、これから分析や研究がされるようです。
注目しましょう、伝統建築にも、現代建築にも、木造に注目しましょう。