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切り抜き詳細

発行日時
2016-8-3 9:27
見出し
兵庫県の『木材利用研修会』に参加しました。飯島泰男先生の講演です。
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記事詳細
兵庫県の『木材利用研修会』に参加しました。
飯島泰男先生の講演です。

主催は「兵庫県木材利用技術研究会」と「県産木材供給促進協議会」です。

飯島泰男先生の講演では、
・林野庁の施策の動向
・森林資源の状況と、製材産業の課題
・JAS製材に関する諸問題
というタイトルで、講演をいただきました。

兵庫県の場合、需要と供給のバランスが比較的取れているので
木材利用促進と言う意味では、進めやすい環境ではないでしょうか。
つまり、森林資源は豊富で、かつ、消費地としての規模もある、という
ことです。

例えば、大阪、神奈川、東京などの大都市では、木質材料の
供給量が少なく、消費量が多い。
逆に、宮崎、長野、秋田、などでは、木質材料の供給量が多く
消費量が少ない。
という、いわばアンバランスです。

でも、『狭い日本、そんなに仕切って(区切って)どうするの?』
と思いませんか?
「国産材」のくくりで考えたほうがいいんじゃないでしょうか?
「~県産」にこだわりますか??

『県産材』の定義も、各地でまちまちのようです。
例えば、秋田県は『製材したところが県内ならば”県産”と呼ぶそうです。
一方、兵庫県では、県内で「伐採」したものを”県産”として扱うようです。
”牛肉みたいだなぁ”と思いました。
牛肉って、「黒毛和牛」は、生まれは兵庫県但馬地方で、
子牛で各地へ買われて行き、育ったところのブランド名がつくんですね、
「松阪牛」とか「神戸牛」とか。(「篠山牛」っていうのもありますよ)

木材も似たところがあるんですね。
育った場所と、製品化された場所で、「産地・ブランド」がちがう?でしょうか??

そんなことより品質にこだわったほうがいいんじゃないですか?
特に木材の場合は、耐久性と構造特性、この2つが大切ですね。
不朽性と強度、この2つを正確に、数値化してほしいものです。
でも、生ものですから、数値化は難しいんでしょうねぇ。

飯島先生の講演からもうひとつ、「樹齢60年が使い頃」とおっしゃっていました。
そんなにかかるなんですね?
私は、30年経てばいつでも使えるもんだと思ってました、60年と言うと育ちすぎ?
かなぁとも思ってました。

私の自宅は、まさに60年生中心で建てましたよ、早く切らないと使えなくなり
もったいない、的なことを言われて、篠山の実家の裏山の木を切りました。
私の祖父が育てた(といっても、ほとんどほったらかしでしたが)杉と檜です。

以下、11年前の写真です。
この山の木を切りました。
hinoki山

こんな杉と檜です。
hinoki立木

伐採して搬出の様子です。
hinoki搬出

上棟の様子です。
hinoki上棟

もう、建築して10年になりますが、もちろん今も健在です、我が家は。
(祖父母は、残念ながら、他界しましたが)
祖父母からの贈り物として、大切に使いたいと思っています。