自宅近くのショッピングセンターの映画館で、『君の名は。』を上映していると聞き、早速子供二人と観に行った。トルコ語名は、Senin Adın (Your Name)。
感想は「とてもよかった!」
若い主人公の恋愛や、日本の風景に癒やされた。神社や彗星などのテーマも、私の興味のストレートど真ん中。
糸を繋げることもムスビ、人を繋げることもムスビ、時間が流れることもムスビ、ぜんぶ同じ言葉を使う。それは神様の呼び名であり、神様の力や。ワシらの作る組紐も、神様の技、時間の流れそのものを顕しとる
最近、悩みも多いけれど、「縁」や「結び」を改めて大切にしたいと思った。
何より、音声が日本語。字幕はトルコ語。日本の映画館にいるような気分になり、余計に感動した。『海難1890』は、トルコ語音声で観たし、スターウォーズは、英語音声、トルコ語字幕。日本語が聞こえる映画ほど、ストレスなく楽しめるものはない。
ところで、3年前にトルコに来たときは、トルコ語がわからず、息子もよちよち歩きで、どこに行くのも苦労した。
しかし、今日は、映画館のパネルになかった「『君の名は。』の映画は上映していますか。何時からですか」などの簡単なトルコ語会話がストレスなくできた。息子や娘は、ショッピングセンターまで行き慣れた足でスタスタ歩いた。
改めて、親子共々、トルコの生活に慣れ、自身の成長を感じることができた。映画の余韻を余計に感じることができた。
映画『君の名は。』はアクメルケズの映画館で上映中。大人30TL、子供28TL。
http://www.cinemapink.com/tr/sinema-detay/etiler-akmerkez/45.html
ちなみに、トルコの映画館で日本の映画を見ると、下のように見える。