イスタンブールでインフルエンザの予防接種をしました。大きな病院で予約して摂取してもらうことは可能ですが、トルコはあまり一般的ではないようです。
まず、薬局でワクチン(15TL)を買います。インフルエンザワクチンは、トルコ語でゲリップ アシュスゥ(Grip Aşısı )といいます。
次に、ワクチンを病院に持ち込み、注射してもらいます。日本人が多く住んでいるエリアの病院では、接種費用は高額です。ウルスのクリニックで18TL。エティレルのアジバーデンは30TLです。少し離れてシシリまで行くと、5TLまで下がります。
一方、薬局に注射ができる薬剤師がいると、その場で接種してもらえます。私はアクメルケズ近くのデニズ エジュザーネ(日本語:海薬局)で、打ちました。ワクチンを買う際、「注射してもらえますか」とトルコ語で聞くと、タマン(OK)と返事があったので、その場で打ってもらいました。薬剤と接種料込みで一人30TL(1,000円ほど)でした。日本より安いです。
トルコの接種部位は二の腕です。私は店頭で肩を出してムスタファさん(男性)に接種してもらいました。娘も大泣きしましたが、ムスタファさんに接種してもらいました。次に妻も同じように肩を出しましたが、女性の薬剤師が慌てて薬局の奥に連れて行き、接種しました。トルコはイスラム教ですので、女性の肌の露出に配慮されるようです。日本人的にはOKなのですが。。。
昨年の年末にイギリスに行ったとき、家族全員インフルエンザに罹患しました。その教訓を生かして、今年度は事前に予防しました。まだ、接種されていない方は予約無しでできますので、お勧めします。
なお、16歳以下のアレルギーがある人は、医師の診断が必要です。息子は卵アレルギーがあります。アナフィラキシーショックのリスクより、インフルエンザのリスクの方が低いと判断し、今回は接種を見合わせました。