本日、イスタンブールマラソンの日。事前エントリーをしていてたが、前日の「イスタンブール総領事館からのお知らせ治安情報」や、早朝の雨もあり、参加しないことを決めた。
すぐに天候が回復し、自宅からボスポラス第2大橋に向かうマラソン走者を乗せた大量の大型バスが見えた。来年度は、治安の回復を祈り、安全な状況で参加したいと思った。
ところで、娘が本を2冊借りてきてくれたので、自宅でゆっくりと読書をした。
1冊目は、小島剛一『トルコのもう一つの顔』中公新書、1991年。トルコにおける少数民族の言語について、詳しく書かれている。筆者はトルコから国外追放され、フランスに在住されているようだ。
現在のトルコにおいて頻発するPKK(クルディスタン労働党)による爆弾テロの背景が理解できた。