小5理科「植物の発芽と成長」(啓林館)で、インゲンマメのデンプンを顕微鏡で観察する場面がある。
子供たちは顕微鏡を初めて使うので、名称や使い方を丁寧に説明する。
しかし、実際に顕微鏡を使うと、目的のものを見ることができない子供は多い。そこで、接眼レンズにスマートフォンのカメラを押しつけ、撮影した画像を見せる。すると、子供たちは観察する対象が明確になるので、明るさやピントを合わせやすくなる。
顕微鏡の画像は、高額な提示装置がなくても、手持ちのスマホで簡単に撮影できる。
写真は、一晩水につけておいたインゲンマメをカッターで2つに切り、断面をスライドガラスにこすりつけて撮影したもの。40倍(上)と400倍(下)で撮影した。